ブラウザゲームだと思ったらバレンシアガの2021年秋コレクションだった

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  • author 武者良太
ブラウザゲームだと思ったらバレンシアガの2021年秋コレクションだった
Image:Balenciaga

ゲームや映画作りだけではなく、オンライン発表会市場においてもUnityやUnreal Engine使いが活躍する世の中になってきた!

ストリートで人気の高いハイブランド、バレンシアガが2021年秋コレクションを公開しました。したのですが、その舞台となったのはゲーム「Afterworld: The Age of Tomorrow」なんです。ブラウザゲームなんです。マジですか。

ゲームの舞台は2031年未来のストリートはどうなっているのかをグラフィックで表現し、そこに新作アパレルを着こなしたフォトグラメトリのアバターを配置しているスタイル。こんなアパレルの発表会、いやオンライン発表会は見たことも体験したこともありません。

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Image:Balenciaga

ゲームがスタートしたら(PCの場合は) WASDキーでワールド内を歩き回り、新作を見ていく...というものですが。

この体験がちょっと、かなり、いやえらく凄かった。

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Image: Balenciaga

デザイナーのアタマの中を直接覗き込んだような感覚

コレクションホールから始まって、ドローンが飛び交い自律運転車両が行き交うストリートを歩いていくのですが、それが自然すぎる。バレンシアガのデザインが世界に溶け込んでいることがわかります。

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Image: Balenciaga

オーバーサイズ・マルチレイヤードで、服単体を見るとアバンギャルドすぎ。これはどういうシチュエーションで生きるデザインなのか?近年のバレンシアガって難解だなあと思っていたんですけど、「Afterworld: The Age of Tomorrow」をプレイすると、デザイナーのアタマの中を直接見ている感じに包まれるんですね。

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Image: Balenciaga

ファッションアイテムのアピールに、製品のオンライン展示に、こんな方法があったのか、と鳥肌待ったなし。これは学びとなるコンテンツです。またゲームやアニメのデザイナーではなく、ファッションデザイナーが想定する近未来のストリートをバーチャル体験する目的でプレイしてもいいと思う。

個人的なヒットは、AMIGAのメガデモ「State Of The Art」(1992)のオマージュと思わせるシーン!最高でした!

Source: Balenciaga

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