それでも僕が、いつかAirPods Maxを買うかもしれない理由

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  • author 武者良太
それでも僕が、いつかAirPods Maxを買うかもしれない理由
Photo: 武者良太

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フラットな視点で見たAirPods Maxファーストインプレッション:ハイエンドになった「いつものAppleの音」、今回はスルーしようと感じた僕がAirPods Maxを買わない3つの理由をお届けしました。ここからは、それでも僕がAirPods Maxに期待したい理由を記します。

というのも、AirPods Maxを取り巻く状況が(仕方ないにしろ)未熟だと思えるんですよね。ハードウェアとしてではなく、サービス側にあと1ターンの進化が必要なんじゃないかと。

1.リラックスさえできるストレスフリーな装着感

アップルとしては初のヘッドホンですが、アップルらしいミニマルなデザインを追求しながらも装着感をないがしろにしていない、いや、つけ心地の良さも追求しているところは、本当に素晴らしい。1本のバンドなのに頭頂部に重さを感じないってのは、ヘッドホンの歴史を振り返ってもすごいことよ⁉︎

数時間つけつづけても疲れなさそうと思える装着感で、ワイヤレスで、マイクつき。1日に複数のテレミーティングをしなければいけない方だったら、ここにお金を払っていいはず。自分の身体に合った椅子や靴、マットレスを選ぶがの如く。ウェアラブルなものだからこそ、UX重視の視点で考えると6万円というプライスはアリだよなと思える自分がいるのです。

2.高性能チップ内蔵ヘッドホンが普及するキッカケになるはず

原音に忠実なサウンドと、AirPodsならではの魔法」というAirPods Maxのキャッチコピーが興味深い。きっと逆で、AirPodsならではの魔法があるから原音に忠実なサウンドを目指せるものなのではないかと思えます。結果としてAirPods Maxは、ストリーミングのEDMサウンド、今現在のスタンダード・ナンバーの再生において超キラッキラなゴキゲントーンを聴かせてくれるものでしたし。

アナログ的なアプローチは、いままでオーディオ一筋に生きてきたエンジニアの思想が見えてくるようで素敵なもの。しかしデジタル的なアプローチによってドライバー径やハウジング内の空気量を拡大しなくても豊かな低音が鳴らせるようにもなるのです。ダウンサイジングが求められている現在において、パッシブ機器が多かったオーディオの世界にデジタル技術はとてつもなく重要だと感じます。

その上でH1チップx2のAirPods Maxには可能性があるんじゃないかなって。強化された計算力をノイズキャンセリング以外に活用してくれたら、どんな体験ができるのだろうと。ハウジング内側のマイクで外耳道の反響音をキャッチして、そのデータを元にヘッドホン単体でコンサートホールの広大なサウンドステージを再現することも可能になるんじゃないかって。音質ではなく音場の再現性で選ぶと、価値あるモデルになるんじゃないかなって夢想してしまいます。

3.ご自宅ライブにかかせないヘッドホンになるんじゃないか

今回AirPods Maxを使いながら感じた最もたるポイントが、空間オーディオ対応コンテンツの少なさ。AirPods Proでは「イヤホンだし、まあこんなもんか」と思えた空間オーディオが、広い。映画館的サウンドとはよくいったもの。マジでiPhoneとAirPods Maxの組み合わせで、ポータブルホームシアター環境の完成ですよ。

だからこそ! もっとコイツの凄さが実感できるコンテンツがほしい! Apple TV+とDisney+だけじゃ足りないっ! サラウンド音声対応のコンテンツを配信しているNetflix、AmazonプライムビデオがAirPods Maxに対応してくれたら、もうビクトリーの文字しか見えません絶対に。

ご自宅時間が長い現在、オンラインのライブ配信も増えていますが、ここですここ。ここもAirPods Maxに対応してくれる動画配信プラットフォームが登場したら、僕もおとなもこどももおねえさんもみんながAirPods Maxを欲しくなるはずです。

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Source: アップル

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