瞑想は毎日たった12分でいいみたい。メンタルケアの習慣化に役立つモバイルアプリ『Calm』の日本語版、ついに上陸

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  • author 山田ちとら
瞑想は毎日たった12分でいいみたい。メンタルケアの習慣化に役立つモバイルアプリ『Calm』の日本語版、ついに上陸
Image: Calm

小さな習慣が、大きな変化をもたらす。

1日1,440分あるうちのたった12分間だけ瞑想すれば、自分の中に前向きな変化が訪れる!と科学的に実証されていたら、試してみたくなりません?

問題はどう習慣化するか。スマホをいじってたら空き時間があっという間に溶けた…なんてことになりがちで、たったの12分でも毎日瞑想を続けるのはちょっとめんどくさそうです。

そこで、スマホの中毒性を逆手に取って、瞑想やマインドフルネスに役立てるモバイルアプリを開発したのがカリフォルニア発のCalm.comです。

スマホを見ながら気軽に瞑想

Photo: 山田ちとら
スマホでCalmアプリを開くと、雄大な風景とともにさわやかな自然音が舞いこんできます

『Calm(カーム)』は心地よい睡眠・瞑想・リラクゼーション体験を提供してくれるアプリ

2012年に起業されて以来190カ国・7ヵ国語で視聴可能となっており、待望の日本語オリジナルコンテンツの提供も始まりました

Image: Calm

冒頭でご紹介した12分間の瞑想エクササイズは「Daily Calm」。短期間で呼吸を整え、自分を内観するためのセッションで、毎日新しいコンテンツが用意されます。

また、「スリープストーリー」は良質な睡眠を手に入れるための大人向けの読み聞かせです。日本語版オリジナルコンテンツに加え、アメリカやイギリスの著名人が英語で語りかけてくれる「Sleep Stories」も視聴できます。

そのほか、9つのテーマに沿った「ガイド付き瞑想」や、寝落ちに最適なBGM集、呼吸エクササイズなど、心と体をときほぐす様々なノウハウが共有されています。

Image: Calm

これまで『Calm』を継続的に使用してきたユーザーからは「メンタルが改善した」、「ストレスが軽減された」、「安眠できるようになった」との声も寄せられているそうで、いかに効果を実感している人の割合が高いかもわかります。

じつは瞑想アプリってたくさん

ところで、「瞑想」ってもともとは東洋で行なわれていた精神修行の形態で、日本にも古来から存在していたコンセプトですよね。

『Calm』アプリはその瞑想を西洋から逆輸入しているところがおもしろいなと思いますし、すでに日本語に特化した瞑想アプリがたくさんある中でどう差別化されているのかも気になりました。

そこで、実際に『Calm』の日本語版をスマホにインストールして使ってみたところ、『Calm』の魅力が直に伝わってきたのでご紹介します。

『Calm』を実際使ってみてよかったこと

結論から言うと、『Calm』は実践的なアプリです。どうやったら瞑想によって得られる効果を最大限に引き出せるかを重視していると感じました。もちろん、毎日続けることが大前提となっています。

Image: 山田ちとら

まずアプリの初期設定画面で問われるのは『Calm』を使い始めた理由。

幸せを増やしたい?ストレスを減らしたい?個人的には「自尊心を築く」かな。

もちろんこれらは根っこの部分でつながっているんでしょうけど、自分がなにを求めているかを明確化することでよりモチベーションを高め、自分なりの目標に近づくためのツールなのかなと理解しました。

「Daily Calm」でプチ瞑想

スマホアプリで心の平穏を得られるのか半信半疑だったものの、「Daily Calm」を試してみました。すると、呼吸法を繰り返すごとに気持ちのブレが治まり、12分後は始めた時よりも頭がすっきりしていました。

しかしながら、せっかくの瞑想中にもスマホの通知がバンバン届いてしまったのは大失敗。あらかじめ通知やバイブレーション設定をOFFにしておくなど、ちょっとした下準備は必要かなと。なお、ヘッドホンを使ったほうが集中しやすそうです。

Image: 山田ちとら

「Daily Calm」セッション後は、自分が感じたことをメモしておくことができます。今日の自分、やけに冴えてるなーなんて感じたら、そのままメモなどをSNSでシェアすることも可能。マインドフルネスの輪が広がります。

Photo: 山田ちとら

習慣化のカギとなりそうなのがこちらのリマインダー機能。アプリが「そろそろ瞑想のお時間ですよ」と教えてくれます。

癒しの音楽

Photo: 山田ちとら

個人的には「Calm Music」ライブラリに含まれているBGM集のひとつ、「Liminal Sleep」が刺さりました。アイスランドのロックバンド・Sigur Rósの曲を深い眠りとリラクゼーションのためにリミックスしたもので、これからの寒い季節にぴったりです。

「スリープストーリー」の威力

Image: Calm

1日の終わりに「スチュアート島で星を見つめて」というスリープストーリーを聞きながら布団に潜りこみました。読み聞かせなんて何十年ぶりかな?

オーロラ舞うニュージーランド僻地への旅は、期待以上に想像力を刺激するものでした。もともと英語で書かれた物語を和訳してあるからでしょうか、文章自体が奇想天外で、文末の着地点が意外だったり。…とあれこれ思考をめぐらせているうちに、いつの間にか寝落ちしていました。

Image: 山田ちとら via Garmin Connect

睡眠パターンへの影響はこちら。Garminのスマートウォッチで計測した睡眠データをGarmin Connectアプリで比較してみました。右側がスリープストーリーを聞きながら寝落ちした場合です。

眠りについてから直ちに深いノンレム睡眠に入り、その後も長い休息が続いています。前日(左)と比べると、睡眠の質が向上したように見受けられます。


コロナ禍でますます注目が高まっている瞑想アプリやマインドフルネス・エクササイズ。自宅で一人でやろうとすると長続きしませんし、効果もうやむやになりがちですが、アプリを通して専門家からのアドバイスを得られるのは有用だと感じました。

それに、ただ心地よい音楽に身を委ねたり、深呼吸を繰り返したりするだけでも精神状態に変化があることも感じました。

なお、『Calm』は無料でApp Store(iOS)、またはGoogle Play Store(Android)からダウンロードでき、アプリ内のいくつかのコンテンツは無料で使えます。すべてのコンテンツを使える『Premium Calm』は年間で6,500円。7日間の無料トライアルもあるので、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

さて、今夜はどんなスリープストーリーを聞いてみようかな。

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