気になる地下トンネルの使い道は?
アメリカ合衆国カリフォルニア州バーバンクに位置するウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。『白雪姫』や『アラジン』、『塔の上のラプンツェル』など数々のヒット作を世に送り出してきたアニメーションスタジオで、最新作の『アナと雪の女王2』はまだ記憶に新しいですね。
そんな名作を生み出してきたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオですが、なんと秘密の地下トンネルの様子が映された動画が米ディズニー公式YouTubeチャンネルDisney Parksで公開されました。
アニメーションビルの地下にトンネル?と、疑問に感じた方もいるかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があるみたいですよ。
ディズニーに関連する資料を貯蔵するウォルト・ディズニー・アーカイブスのディレクター、ベッキー・クライン氏自らが社内を案内するこちらの動画。スタジオ案内を一通り終えた彼女は、男性からこんな質問を受けました。
男性:「社内に地下トンネルがあるって本当?」
ベッキー氏:「えぇ、本当よ。」
地下トンネルは大切な作品を運ぶために使われていた
年間を通して天候に恵まれているカリフォルニア州。しかし、時には風が吹き雨が降ることも。そのためアニメーションビルとペイントビルの間に存在する地下トンネルは、セル画を台車で運ぶための通路として使われ、大切な作品が雨風に晒される心配をなくす役目を果たしていたとのことです。
残念ながら現在はあまり使われなくなったこちらのトンネル。今まで見ていたアニメーションが無事に見れるのも、この秘密の地下トンネルのおかげだったと思うと感慨深いですね。