音痴な人でも問題ナシ。
Googleが、プロのオペラ歌手4人の声を機械学習させ、ニューラル・ネットワークのアルゴリズムでオペラの歌唱法を再現させた、「BLOB OPERA」という実験的なサービスが開始しました。
4匹のブロブを引っ張ろう
ユーザーは特設サイトより、ベース、テノール、メゾソプラノ、そしてソプラノを担当するブロブ(スライム状の謎生物)をマウスでムニョ~ンと引っ張って、上下で音程を、そして前後で「ア・エ・イ・オ・ウ」の母音の発声を操ります。その様子は録画して、各SNSでシェアが可能です。
Introducing Blob Opera 🎶 a machine learning experiment by @daviddotli which you can use to create a song with 4 opera voice types. Share your composition with friends - no music skills required - or get inspired by a festive carol performed by the Blobs. https://t.co/l8kjKKmwwTpic.twitter.com/h6PNFRHzZR
— Google Arts&Culture (@googlearts) December 15, 2020
コミカルな見た目と裏腹に、感動するほどの美声が響きます。マウス操作がぎこちなくても、機械学習がハーモニーを作るので歌は滑らか。ついでにブロブたちの動きも、つきたての餅のように柔らかです。
クリスマスにちなんだ隠し要素もある
遊んだ方々はお気付きかもしれませんが、画面の右下にはクリスマスツリーのアイコンがあり、これをオンにすると、雪が降ってサンタ帽が現れ、『サイレント・ナイト』や『ジングル・ベル』などクリスマスを代表するプリセットされた8曲が自動的に歌われます。ですがこの最中でも、ブロブたちを引っ張ってソロパートを歌わせることが可能なので、グニャグニャ遊べてしまいます。

可愛らしいやら歌が上手いやらで、しばらくの間はヒマ潰しになりますので、思う存分引っ張ってみてください。
Source: Twitter, YouTube, Google, BLOB OPERA via SLASH GEAR