身近な存在となってくれるのかな。
ライカ・パナソニック・シグマが推進しているLマウントアライアンスに、ニューボディのライカ「SL2-S」がやってきました。2400万画素のフルサイズセンサーを搭載したミラーレスボディで、お値段は66万円。高い!と思うかもしれませんが、フルサイズライカのレンズ交換式デジカメボディのなかでは一番お手頃なプライスなんです。

89万1000円のSL2との大きな違いはセンサーと、ロゴ。SL2-Sは軍艦部のロゴが黒く塗られているんです。あらシブい。それだけにバッジの赤と、レンズの白文字が派手派手に見えてきます。ポートレートを撮るときに、モデルさんはこのあたりに注目しちゃいそう。

2015年にリリースされたSLも2400万画素センサーを搭載していましたが、 裏面照射型タイプなので新世代のセンサーなのでしょうね。

画像エンジンも最新のもの、手ブレ補正も入ってる。SL2のアーキテクチャを活かしつつ、データ転送量の少ない2400万画素センサーにすることで、連射速度20→25枚・連続撮影枚数78枚→999枚とUP。最高ISO感度も50000から100000へと引き伸ばし、高速撮影機にチューニングした機体となっています。

見慣れないギザギザリング付きレンズと合わせた写真もありました。これは映像撮影用のシネレンズ。暗い場所でもキレイに撮れるSL2-Sの特性は、動画撮影でも生きるというアピールなのでしょう。時間無制限の4K/60p(H.265)の10bit録画ができますし。
しかしライカならではの、シンプルなコントローラがステキ。レンズ周りはシグマが安価でも写りが素敵な単焦点Lマウントレンズを次々と開発してくれているので、これを機にAFライカという選択肢はアリかもしれませんね。
Source: ライカ