13インチで1kg切りは見事すぎ!「ThinkPad X1 Nano」インプレッション

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  • author 武者良太
13インチで1kg切りは見事すぎ!「ThinkPad X1 Nano」インプレッション

13インチノートをnanoというところ。マーケティングありきな名付けっぽくてぶっちゃけ疑問がありますがw

モバイルノートカテゴリのハイブランド、ThinkPad X1。もともと「ガチのビジネスシーンで使えるモバイルノート」を具現化した存在で軽量化を意識してきましたが、新たに投入される「ThinkPad X1 nano」の重さは907g~。アンダー1kgのプレミアムビジネスノート軍に戦いを挑んできました。

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Photo: 武者良太

仕様によって重さの差はでてきますが、マシマシ系でも911.73gです。ライバルの中には600g台、800g台もありますが、13インチディスプレイ搭載機のなかではコイツも十二分にライトウェイト。手に持ったときの「軽っ!」という驚きがもれなくついてきます

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Photo: 武者良太

ThinkPadの肩を持つわけではないんですが、「ThinkPad X1 nano」のキーボード周りは従来のX1シリーズとほぼ同一です。キーボード、タッチパッド、クリックボタン、そして赤いトラックポイント。全部あります。

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Photo: 武者良太

トラックポイント&タッチパッドを両搭載してから、ThinkPadに好意的な目を向ける人が増えたという過去はありますが、「ThinkPad最軽量」と歌いつつも、ポインティングデバイスを一元化することはなく、ThinkPadならではの使いやすさを追求した作りではないですか。他社製品より多くの物理パーツを組み込みながらのアンダー1kgは、本当に見事だと思うのです。

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Photo: 武者良太

軽量化のポイントは、いろいろ。1つめはドーム型カーボンカバーで、ディスプレイパネルを支えるフレームパネルがサスペンションの役目を果たしています。

なおこのカーボンカバー。鉄と同じ強度をもたせているとのこと。タフさがウリのThinkPadらしいポイントでしょう。

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Photo: 武者良太

2つめはキーボードの保持部品の設計変更。ThinkPad X1 Carbonと比較してキーボードのベースプレートの素材をステンレスからアルミに変更。さらにキーボードフレームを肉抜き加工して、強度を保ちつつ軽量化を目指しています。

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Photo: 武者良太

3つめがメイン基板の小型化です。高密度実装を目指し、スマートフォンの基盤設計のデザインルールを導入したとか。

Tiger Lake世代、第11世代Core i7/i5プロセッサを採用したというのも関係しているのでしょうけど、スマホ開発の知見から、PC設計が変わったというオハナシ。なんだか、最近、他のメーカーの品でも見たことがありますよね? トレンドが移り変わっていることを実感します。

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Photo: 武者良太

バッテリーや他のパーツも薄く、軽く、小さくまとめました。

内覧会で聞いたお話で面白かったのが、アンテナとスピーカーです。外部からの電波を受け取る・外部に電波を出力するアンテナと、外部に音を出すスピーカーは、最適な設置位置が重なるところがあるんですって。

そしてThinkPad X1 nanoは、5G対応機とするために5G用に4本、WiFi用に2本のアンテナを内蔵しなければならなかった。いままでよりもアンテナパーツが幅を利かせることになってしまった。

レノボの開発陣が選んだ策は、アンテナとスピーカーの一体化でした。スピーカーのエンクロージャー壁を、Wi-Fiノイズ対策用のシールドウォールとすることで、アンテナとスピーカーを同じ位置に設置することが可能としたそうです。

この見えないところの、コンマ1mm単位での攻防戦。もしかしてnanoという名前をつけた理由は、こういう部分にあるのかなとも妄想したくなります。

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Photo: 武者良太

USB Type-C x 2とマイク・イヤホンコンボ端子搭載。離席する→即スリープ、戻ってくる→即復帰を可能としたIRカメラの搭載。16:10のアスペクト比で作業エリア拡大&狭フットプリントながら広いタッチパッド面積を確保。解像度は2160x1350の2Kで、マルチタッチパネルも選択可能。そしてバッテリー駆動時間は最大約23時間。

薄型軽量ボディでも、ビジネスプレミアムモバイルThinkPadの名にふさわしい作りじゃないですか。

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Photo: 武者良太

メモリは16GBまでしか増やせないため、クリエイティブ用途には向かないかもなんですけどね。

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Photo: 武者良太

気になるお値段は26万円~となる模様。テレワークも続いているけど、出社する日も増えてきたマネージャーの皆様におかれましては、業務を強力に推進してくれるエンジンとなってくれそうですよコイツ。

Source: レノボ

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