サプリって薬? 食事? ナニモノ? やっとサプリの飲み方がわかりました

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  • author ヤマダユウス型
サプリって薬? 食事? ナニモノ? やっとサプリの飲み方がわかりました
Photo: Shutterstock.com

いつもの食事+サプリで栄養レベルを維持=疲れにオサラバ!

リモートワークで一日中自宅にいることが増えた昨今、自炊をする人も増えたとニュースで聞いたことがあります。僕も自炊環境を強化すべく、夏頃にちょっと良いフライパンを買ってみたりですヨ。

して、いざ自分で料理を作るとなると、気になってくるのが栄養バランス。3大栄養素とか食物繊維とかはなんとなーく意識してるけど、この栄養バランスを補助する便利アイテムがあります。それが、サプリメント

なんとなく、サプリを飲んでれば栄養的に大丈夫ってイメージはあるけど、そもそもどうしてサプリは必要なのか? むしろサプリってなんなんだ? 漠然としたノリだけで飲んでいて良いものなのか!?

などなどのサプリに関する疑問を、パーソナライズサプリメント「wellvis」を監修している銀座上符メディカルクリニック 院長の上符正志(うわぶまさし)先生に伺いました。この際なので、サプリの初歩の初歩から質問してみましたよ〜。

クリニック院長に聞く、パーソナライズサプリとの付き合い方

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写真左から、上符先生、ライター・ヤマダユウス型

──そもそもの疑問なのですが、サプリってなんなんですか?

上符先生:日本ではサプリは栄養補助食品と呼称されていて、お菓子や薬のように見えるけど食品に分類されるんです。食品ということは、普段の食事で充分な栄養を摂取できていれば不必要なものなんですね。

──ということは、サプリ=普段の食事で賄えていない栄養を補助する食品、ということですか?

上符先生:そうです。昔の人であれば一日に必要なカロリーや抗酸化作用は、その日の食事で賄えていたと考えられています。でも、現代人はストレスや電磁波を多量に浴びるようになって、一日の食事だけでは一日に必要な栄養を賄いきれなくなってきた。その不足分を補うのが、サプリなんです。もし食事だけで栄養素を賄えたとしても、今度はカロリーの問題で太ってしまう可能性もありますよね。なので、現代人は食事だけでは充分な栄養を摂れなくなってきている、と考えられています。

──なるほど…。どうして現代人は栄養が不足がちになってきたんでしょうか?

上符先生:不足というよりも、必要量が増してきたのだと思います。今までは大人の場合1,600kcalが1日の必要カロリーとされてきたものが、これだけでは足りないのではないかとも言われているんです。朝から仕事をして、電車に乗って、趣味や運動も楽しんで…と、僕たちは多大な栄養を消費しています。特に足りないのがビタミンや抗酸化作用ですね。酸っぱいものを食べると美味しく感じたり疲れが回復したように感じるのは、脳がビタミンを欲してるからなんですよ。

──自分に足りない栄養素を知るには、どうすれば良いんでしょう?

上符先生:専門の病院に行けば、髪や細胞を採取して、どれくらい栄養が含まれているかを分析してくれるところもあります。治療が必要な部分を栄養素から治していこうとするこうした手法は、分子矯正医学(Orthomolecular)と言われていまして、最近少しずつ認められてきました。こうした病院では薬(抗生物質)を出さずにビタミン剤で病気を治そうとします。

──病院に行ってビタミン剤をもらうのって、なんだか物足りない感じもしますね。

上符先生:でも、日本人って漢方生薬がお好きでしょう? 日本人って薬が好きじゃない人も多いから、そうした自然にあるものや、体の栄養素から悪いものを治していこうとする試みとは相性が良いかもしれませんね。

──そうなると、自分の体に足りない栄養を意識することはとても大切ですね。

上符先生:その通りなのですが、それが自分ではなかなかわからないものなんですよね。指標になるのは、それを食べた時に美味しいと思えるかどうかです。20年医療をやって来ましたが「あれ、普段より美味しく思えるぞ?」という時は、まずその栄養が足りてないとみて間違いないでしょう。味覚=脳が喜んでいる証拠なので、脳が求めているものを食べるとドーパミンが出て、美味しく感じるんです。なので、美味しいと感じる直感はすごく大事にした方が良いですね。

栄養レベルをキープするため、サプリが手助け

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──漫然と「体に良いから」という理由でサプリを摂るよりも、自分にとって足りない栄養や、そもそも栄養の摂り方を意識したうえで、必要なサプリを考えることが大事だなと感じました。

上符先生:サプリを摂る上での大きなメリットは、栄養レベルの維持です。現代人は摂取エネルギーより消費エネルギーの方が多い傾向にあるから、体が求めている栄養の目標値に届いていません。その不足分は疲れとなって表れたり、肌荒れや便秘、髪の痛みといったかたちでも表れます。サプリは、こうした疲れを解消する効果もあり、サプリで補えないレベルになると、病院での治療となってきますね。

──肌荒れや便秘などは慢性的な悩みとしてよく挙げられますが、そもそも栄養が不足しているのが根本的原因な可能性があるのですね…。

上符先生:可能性としては充分に考えられますね。最近だと鬱病やコロナ鬱ってあるじゃないですか。心療内科に行くと抗うつ剤をもらえますが、海外では鬱の患者さんにビタミン剤(ビタミンB6)を投与するんですよ。メラトニンってご存知ですか?

──眠る時に大事になるホルモンですよね。

上符先生:メラトニンをはセロトニンから生成されるんですけど、心療内科が出す抗うつ剤はセロトニン吸入阻害剤なんですよ。でも、セロトニンの原料はアミノ酸で、このアミノ酸を変化させるにはビタミンが必要なんです。ビタミンが足りないとセロトニンもメラトニンにも生成できないから、やっぱり重要なのはビタミンなんですよ

──日光を浴びてセロトニンを生成するとか、ビタミンやタンパク質が大事とか、単発の知識では理解していても、それらの補助関係などは専門的な知識が必要になってきそうですね。

上符先生:僕のクリニックにもいろんな患者さまが来ますが、どんな栄養がどれだけ必要かは聞いてみないとわからないんです。その人の食事や生活スタイルによっても必要な栄養は変わってきますから。

サプリの目安は、1カ月で実感できるかどうか

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Photo: ヤマダユウス型

──上符先生が監修されている「wellvis」は、webでできるサプリメント診断があります。僕も実際にやってみましたが、目の疲労をおさえるルテインをオススメされました。1カ月分が箱で届くのもわかりやすいし、デザインも素敵ですね。

上符先生:必要なサプリの指標として活用できると思います。ちなみに、こうしたサプリはだいたい1カ月単位で提供されるんですけど、それは1カ月で効果を実感できるかどうかが大事だからなんです

──といいますと?

上符先生:あるサプリを1カ月試してみて、体調的に何も変化がないなら、そのサプリは合っていないか、分量が少ないと判断して良いと思います。

──では、自分の体に合ったサプリを取っていた場合は、どんな変化があるのでしょうか?

上符先生:一番実感できるのは、疲れにくくなる点です。子供の頃は夜に寝て朝起きたらいつでも元気だったけど、大人になるとそうもいきませんよね? 我々が目指す疲労回復の目標はそれくらいなので、睡眠によってしっかり体を修復できるか、そこが重要になってきます。特に睡眠時はビタミンCを消費するので、寝る前にビタミンを摂るのは有効です。

──あるサプリを1カ月摂り続けて、疲れにくくなったかどうかで、継続するかどうかを判断すればよいのですね。

上符先生:そうですね。なので色んなサプリを試すと良いと思います。自分に合ってるかどうかは試してみないとわかりませんから。

──実際にサプリを購入する時に、注意した方が良い点などはありますか?

上符先生:成分の含有量は目安になると思います。安いサプリだと一錠あたりの含有量が少なかったり、グラム数が書いていないのもあるので。あとは問い合わせ先の電話番号やコード番号が書いてあるかも、メーカーの信用度に繋がるので参考になりますね。

──具体的な分量の目安などはありますか?

上符先生:ビタミンB1の量を見て下さい。僕ら予防医学の医師は、このビタミンB1が1日量で50〜100mgになるよう処方時に調整しています。食事でも補えることも考慮して、1日量でビタミンB1の量が50〜100mgの範囲になるよう目安にすると良いかなと。

──どうしてビタミンCやDではなく、B1が基準なんですか?

上符先生:ビタミンB1単体で入っていることはなく、基本的にはB群として入ってるので、B1を見れば大体のバランスがわかるからです。また、B群は代謝の着火剤になるので、これがある程度含まれていないとそもそも他の栄養素が体に入ってこないんですよ。

──なるほど…。では、「とりあえずコレを摂っておけばOK」という、万人にオススメできるサプリはありますか?

上符先生:やはり総合ビタミン、マルチビタミンですね。とにかくビタミンBとCが栄養の王道なので、摂っておいて間違いないと思います。こうしたサプリは「ベースメントサプリ」と呼ばれていて、僕たちの体の構成要素になります。一方で、さきほど名前が出たルテインなどは「オプショナルサプリ」と呼ばれ、ある特定臓器の改善に用いられます。なので、最初のサプリとしては体の土台を作るビタミン系をオススメします。

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Photo: ヤマダユウス型

──サプリのイメージといえば「オプショナルサプリ」のような、特定の症状を改善させる印象がありました。

上符先生:ルテインにせよ、膝を良くするグルコサミンなどにせよ、結局はビタミンが充分にないとはたらきませんからね。でも、普段の食事で充分なビタミンを摂れている=土台がしっかりしていれば、そうした「オプショナルサプリ」の出番になってきます。

──となると、普段の食事での栄養摂取が、サプリを摂る上でも大事になってきますね。

上符先生:その通りですね。

リモートワークで気をつけたい栄養は?

──最近はリモートワークの推進に伴って、自炊をはじめる人も増えてきました。自炊をする上で、栄養バランス的に気をつけるべきことはありますか?

上符先生:年齢や性別によっても変わってきますが、人間って意外と頑丈なので、必要カロリーが不足してもそれなりに動いてくれるんですよね。その上でおさえておきたい食材を挙げるなら、タンパク質になる肉や魚、大豆。それから卵や野菜も重要です。でも、タンパク質といっても加工食品は食べすぎない方が良いかなぁと、個人的には思います。

──それはなぜでしょう?

上符先生:やっぱり加工食品って便利じゃないですか、調理も手軽だし。でも、加工する上で色んな添加物が入ってしまってるので、できるなら加工してない素材そのままの食材からタンパク質を摂ったほうが良いと思います。人間は目でも食事を楽しんでいるので、肉や魚などの原料や素材がわかるものを食べたほうが、脳は喜ぶんですよ。暗闇の中でお刺身食べても美味しくないでしょ(笑)?

──それはきっと美味しくないと思います…!

上符先生:そういうことです。人間は予測してモノを食べているので、今から食べるものを目で見たり匂いを嗅いだりすることはとても重要です。その上で、脳は唾液や胃酸を出して、食べる準備を整えるわけですよね。

──そうした日々の食事があった上で、もうちょっと疲れを抑えたい、あるいは疲れ目や肥満などの改善したい要素があるなら、サプリを始めてみると良い、ということですよね。

上符先生:その通りです。そもそもサプリって途中で辞めても良いものですし

──え、辞めちゃって良いんですか?

上符先生:全然良いですよ。体の調子が良くなれば辞めても良いし、そうやって自分の体の調子を意識してみると良いと思います。理想としては食事ですべての栄養を補うことなので、補えているならサプリは不要ですから。でも、ビタミンをまとめて摂れるベースメントサプリはオススメですね。僕も15年飲み続けてます。

──15年はすごいですね!

上符先生:やっぱり、充分な食事が摂れなかったり忙しかったりすると、栄養は不足してきますからね。ビタミンB系なんて、朝に摂っても昼過ぎにはカラッカラに不足しちゃいますから。そういう時にベースメントサプリなら最低限の栄養を補えるし、栄養を摂れたという安心感も得られます。最低限の健康を担保するという意味でも、ベースメントサプリはオススメできますよ。


うーむ、サプリの道は奥が深い。でも、その目的はシンプルですよね、栄養の補助。本格的に始めるなら専門的な用語や組み合わせも学んでいく必要がありますが、「ベースメントサプリ」なら深く考えず誰でも始められると思います。先生も15年続けてますし!

「wellvis」では、「ベースメントサプリ」+個人の悩みに対処する「オプショナルサプリ」という、その人の悩みにパーソナライズされたかたちでサプリを始めることができます。まずはweb診断を試してみて、自分のカラダが求めてるサプリを探してみませんか?

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