車のワイヤレス充電スマホホルダー、最強のおすすめはこれだ!

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  • author Thom Dunn, Nick Guy - Wirecutter
  • [原文]
  • satomi
車のワイヤレス充電スマホホルダー、最強のおすすめはこれだ!
Image: Michael Hession

そろそろ車もワイヤレス充電!

そんな気持ちが高まってるみなさまのために、ガジェットを徹底比較してオススメを言い切る信頼の人気メディア・Wirecutter(from The New York Times) がワイヤレス充電スマホホルダーのおすすめを選んでくれました。

調査対象は50種以上、テスト対象は30種。評価の目安にしたのは充電スピード、安定感、調節のしやすさです。


イチ押し:iOttie Easy One Touch Wireless 2(ダッシュボード用ゲル吸盤CD差込口&エアコン吹き出し口用クリップ

ダッシュボード&フロントガラスのイチ押し:iOttie Easy One Touch Wireless 2(ダッシュボード用ゲル吸盤)

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Image: Amazon

充電スピードと安定性、ともにトップ水準です。スマホの着脱もかんたんこの上なし。翻訳時点で4,980円。


CD&エアコン吹き出し口のイチ押し:iOttie Easy One Touch Wireless 2(CD&エアコン吹き出し口用クリップ)

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Image: Amazon

テストしたエアコン吹き出し口用のクリップ式では一番頑丈でした。グリップが強くて、スマホの着脱もすばやくできます。翻訳時点で4,980円。


吸盤式とクリップ式、どちらも充電スピードは爆速でした。アームはバネになっているのでどんなサイズのスマホもワンタッチで装着でき、運転中もぐらぐらしません。どんな車でも見やすい位置に動かせるのもうれしいポイントです。


自動開閉式のイチ押し:iOttie Auto Sense(ゲル吸盤 /クリップ)

自動開閉式ダッシュボード&フロントガラスのイチ押し: iOttie Auto Sense(ダッシュボード用ゲル吸盤)

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Image: Amazon

イチ押しとほぼ見分けがつきませんが、iOttie Auto Senseはアームが自動開閉式になっていて、運転中もスマホをがっしり固定してくれます。日本未発売。


自動開閉式CD&エアコン口のイチ押し:iOttie Auto Sense(CD&エアコン口用クリップ)

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こちらも自動開閉アームでしっかり固定。見かけ倒しのライバルとは安定感が違います。日本未発売。

イチ押しと同じくAuto Senseも吸盤式とクリップ式の2タイプ展開ですが、こちらはアームに自動センサがついていて、ボタンワンタッチでぴゅんと開いてスマホをぎゅっ。それがなんとも自然な早業でお~っとなります。「自動」マウントのほかのテスト機みたいな誤作動、握りムラもなく、ずっと離さない安定感と安心感がありますね。Easy One Touch Wireless 2ほど急速充電ではないけど、それでもテストしたなかでは一番早いほうだし、全体的に手堅く信頼できる印象です。少しぐらい充電スピードが落ちても、この自動アームの便利さには代えられないでしょう。


マグネット式のイチ押し:iOttie iTap 2(ダッシュボード用ゲル吸盤 エアコン吹き出し口用クリップ

マグネット式ダッシュボードのイチ押し:iOttie iTap 2(ダッシュボード用ゲル吸盤)

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カチッとスマホが吸い付く磁石式車載ホルダーは、スピーディーさとシンプルさが魅力ですよね。iOttie iTap2はほかのワイヤレス充電マウントより設定がやや煩雑だけど、吸い付きが強くてずり落ちません。また、急速充電が可能です。翻訳時点で2,602円。


マグネット式エアコン吹き出し口のイチ押し:iOttie iTap 2(エアコン吹き出し口用クリップ)

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ダッシュボード用と同じく、Easy One Touch 2に負けない急速充電でありながら、落下予防はばっちりです。初期設定には慎重さが要求されます。翻訳時点で、エアコン吹き出し口用は2,602円、CDスロット用は2,900円。


車載ホルダーで一番シンプルで使いやすいのはマグネット式。ワイヤレス充電できるマグネット式のなかでは、iOttie iTap 2が一番充電スピードが速くて、安定感もありました。ダッシュボード用エアコン吹き出し口用もiOttie Easy One Touch 2並みの急速充電で、そこに磁石でピタッの手軽さが加わっている感じですね。どのスマホもガッシリ固定してくれますが、スマホの本体やカバーにメタルテープを貼り付けるときには注意が必要です。それで磁石の手軽さが得られると思えばどってことないですが、見た目にこだわる人はべたべた貼るのはちょっと…と思うかも。また、ほかのスマホには使えないという問題もあります。


Wirecutterが信頼できる理由

本ガイドはWirecutter編集部のThom Dunnが最新版をまとめました。Bluetooth車載キットGoogleアシスタント対応デバイス、(ワイヤレス充電抜きの)標準車載スマホホルダーの特集も担当しており、UpworthyViceHuffPostとMITなどの機関誌にも寄稿経験があります。

その前の担当は編集部のNick Guy。調査やテストを行なった車載ホルダーは数百種、デスクトップのQi対応チャージャー標準車載スマホホルダーマルチポートのUSBチャージャーUSB カーチャージャーなども担当している中堅ライターです。Wirecutter移籍前はiLounge編集部で3年間、周辺機器担当エディターを務め、1,000種以上の製品をレビューした実績を誇ります。

車載スマホホルダー選びのコツ

最近はながら運転も減点が厳しくなって、持ちながら運転すると3点の減点だし、画面2秒以上注視でも違反が取られちゃいますよね。ドライブするときも道順確認や楽曲、通話でスマホを使うなら、あんまり長時間前方不注意にならない場所に置くのが原則です。できればカップホルダーよりは目の高さが理想。本ガイドで紹介するのは、それをしながらQi規格のワイヤレス充電もできちゃうホルダーです。

選ぶときにはまず取り付け位置(ダッシュボード、エアコン、CD差込口)と固定方法(バネ式、自動開閉式、マグネット式)を決めます。

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横にも縦にも置けるのが、いいホルダーの条件
Image: Rik Paul


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ダッシュボード&フロントガラス用は粘着ゲルや真空吸盤でピタッ
Image: Rik Paul


ダッシュボード/フロントガラス用:吸盤や粘着パッドでピタッと固定するホルダーです。運転中の目の動きに自然になじみ、前方と車内の視界を遮りません。フロントガラスは取り付け位置によっては違法になるおそれもあるので念のため確認を。

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Image: Rik Paul

エアコン用:クリップ式ホルダーです。送風の妨げになったり、車種によってはボタンなどが隠れることも。ダッシュボード用より不安定に感じますが、これは車種とホルダーとスマホの組み合わせによります。本体の重みで下向きになって画面がやや見づらくなることもあるかもしれません。「吹き出し口が壊れる」という声もありますが、そんな現象は確認されませんでした。

伸縮アーム:アームが伸びて左右からガシッ。下からもアームが伸びてガシッと補強してくれるタイプのものもあります。どんなサイズのスマホでもしっかりホールドし、片手ですばやく着脱できるホルダーが一番。

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車載ワイヤレス充電器はバネ式グリップが主流。下支えのあるタイプのものも
Image: Rik Paul


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スマホの本体かケースに磁石が必要。このScosche製品はホルダー下半分が磁石になっていて充電には干渉しない
Image: Rik Paul


マグネット式: バネ式より簡単スピーディー。正しい向きでスマホを近づけるだけでピトッと吸い付き、バネを広げなくても着脱できます。心配しなくても、この程度の磁気でスマホは狂いませんし、バネ式とまったく変わらないホールド力の製品も数多くあります。磁気テープはスマホの本体かケースの内側か外側に貼ります。ワイヤレス充電ができないホルダーなら背面中央でOKですが、ワイヤレス充電付きホルダーは充電に干渉してしまうので上か下にずらして貼らなきゃダメ。

その他の注意点:普通のカーマウントと違って、ワイヤレス充電タイプのものは12Vのシガーソケットに差し込んで電気をとるので固定位置が限られてしまいます。大体の車はダッシュボードの中央で大丈夫。窓側やフロントガラスは人気だけどコードが邪魔になったり届かないこともありますので、その場合はDIYかカーオーディオのプロにお願いしてヒューズボックスから電源をとる必要があります。

ワイヤレス充電器は便利だけど、ケーブル充電並みのスピードを期待するのはやめましょう。最速のケーブル充電は30分で50%の充電が可能ですが、ここでテストしたワイヤレス充電はその半分のスピードといったところです。だけど、ほとんどのモデルはUSB電源アダプタ同梱なので、急ぐときにはこれを12Vのソケットに差し込めばアンペア数MAXで急速充電できます。USBカーチャージャーのベストガイド(英語)もご参考に。

選定方法

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Image: Michael Hession

よい車載スマホホルダーには次のような基本が求められます。

・下支えが頑丈で、でこぼこ道でも落下しないこと。

・路面の視界を遮らない位置に、スマホを簡単に設置でること。

・スマホをしっかり固定しながらも、位置を自在に調整できること。

・スマホの着脱が簡単にできること(できれば片手操作で)。

・どんなサイズのスマホにも対応。ケース付きでも使えること。

本ガイドではさらに、対応スマホをQi認証済みシステムで効率よく充電できることを選考の条件としました。従って(充電機能のない車載スマホホルダーガイドと同じ)上記の基準で点検するのに加え、充電スピードと規格認証の評価に関しては、Qiワイヤレス充電器ワイヤレス充電パワーバンクのガイドと同じ下記基準を採用しています。

・WPC認証:ワイヤレス充電対応スマホは、ハイテク国際業界団体「ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)」の国際標準規格Qi(チー)に準じたものが圧倒的に多いので、選定ではWPC認証済みであることを条件としました。認証がなくても安全で信頼性の高いワイヤレス充電器はありますが、ここではすべて規格に準拠しているか確かめることが重要という認識です。

・充電スピード:最新のQi 1.2規格では最大15W(9V/1.67アンペア)の急速充電をサポートしています。ただ実際の充電スピードは、スマホ本体と電源出力によって異なってきます。 ここでは10W以上の「急速ワイヤレス充電」ができるものを主体に探してみました。

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USBアダプタは別売のほうが一体型より自由度が高くて修理交換も安上がり。このKenuのアダプタはアンペアが異なる2つのポート付き
Image: Rik Paul

・電源: 探したのは標準のUSB-CやMicro-USBで接続できる充電器で、アダプタ同梱のものです。独自規格の電源は故障したとき交換が大変だし、高くつきますからね。また、アダプタの出力は充電スピードにも影響するので、効率を最大化できる独自のアダプタが付属してくるモデルを優先しました。

テスト方法

いろんなサイズでフィット感を確かめたいので、スマホは4インチのiPhone SE(重さ約113g)、4.7インチのiPhone 8(重さ約139g)、6.5インチのiPhone XS Max(重さ約207g)を用意しました。使った車は2006年のフォルクスワーゲン・ジェッタ。3日間でのべ約8時間かけて高速道、郊外のアスファルトの道路、砂利道、石畳の道を走行して、スマホをとっかえひっかえ装着しながら、あらゆる組み合わせで安定性、フィット感、全体的な操作性を確かめました。ダッシュボードやフロントガラスへの設置、スマホの着脱の容易さ、画面を最適な位置に調整できることも評価の対象です。さらに運転中にスマホがぐらぐらしないかどうか、画面が見やすいかどうか、でこぼこ道でもスマホがバネ式アームや磁石パッドで固定されてずり落ちないかどうか、さまざまなスマホと運転状況でホルダーがしっかり車に固定されているかどうかも審査しました。

さらにAC-DCコンバータで車の出力と同じ条件にして充電性能をベンチテスト。これはiPhone 8の電池を空にしてホルダーに置き、30分後と1時間後のバッテリー残量のパーセント表示を記録するというものです。ほかの条件はすべて一緒に揃えて、各ホルダーごとに通常モードと機内モードで計2回繰り返して行ないました。


イチ押し: iOttie Easy One Touch Wireless 2吸盤クリップ

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Image: Michael Hession


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Image: Michael Hession


急速充電スピード、使いやすさ、安定感と信頼性のバランスが一番よくとれているホルダーです。ダッシュボード用のゲル吸盤式と、エアコン吹き出し口やCDスロット用のクリップ式の2タイプがあって、充電スピードはコンスタントに最高レベルだし、テストでは調整の自由度と安定性も最高でした。

どちらもWPC認証の12V車載充電器付きで、付属のMicro-USBアダプタで最大10Wの充電が可能。予備のポートもあって、自由に使えます。テストではバッテリー切れのiPhone 8を30分で平均36%、1時間で平均67%充電できて、これは薄いケース付きのまま充電しても結果は同じでした。このスピードに近いのは、iOttie以外の製品ではBelkinワイヤレス充電器車載ホルダー付きBoost↑だけ(調整の自由度と全体的な使いやすさでは劣りますが)で、ほかはほぼ全部、30分でわずか25%、1時間充電してもだいたい50%止まり。悪くはないけど、iOttie Easy One Touch Wireless 2とはだいぶ開きがあります。iOttie製はMicro-USB入力端子の位置も工夫されていて、ほかの大半のテスト機みたいにホルダー底部についているのではなく背面に隠れているので、ケーブルがぶら下がってダッシュボードの読み取りの邪魔になることもありません。

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Image: Michael Hession

Easy One Touch Wireless 2のアームはバネ式です。下のレバー2つをぎゅっと握ると、上のアームがパカっと開き、スマホを押し込むとタッチボタンに触れてパチンと固定されます。試してみたら簡単で、ちいさなiPhone SEも、デカいiPhone XS Maxもこれで大丈夫。石畳の道でも落ちてきませんでした。テスト機には左右のアームだけのもありますが、iOttieのホルダーは下支えもあって、ワイヤレス充電システムに合わせて背後のつまみで高さを調整できます。

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Image: Michael Hession

いろんな面で試してみたんですが、このダッシュボード用の吸盤はあらゆる素材に吸い付きます。電柱にぶつかってもフロントガラスからスマホが吹っ飛ぶ心配はまずなさそう。このバージョンは10cmのネック付きで、これは20cmまで伸縮自在なので必要に応じてスマホをもっと引き寄せることも可能です。これはシートを後ろに下げて乗る人や、奥行きのあるフロントガラスの車で便利この上なし。ホルダーは土台ごと360度回転し、ネックも270度回転するので、ぴったりの位置に調整可能です。

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エアコン吹き出し口とCD差込口用のiOttieにはダッシュボード用みたいなネックはついてこないけど、簡単に調整できるエアベントツイストロックとCDスロットコネクタ付き。CD用もエアコン用もボールジョイントを後ろにねじで取り付けるだけなので、車の形状やニーズに合わせてすぐ交換できます。エアコン用はゴムのクリップでほぼどんな吹き出し口にもいけますし、ねじの緩急で幅も調整できます。クランプとナットは異なる車の通風口に取り付けておけるミニサイズで、路面状況でもスマホが落ちる心配はありません。また、スマホを送風口から3.8cm突き出した位置にすることもできます。CD用ホルダーは差込口に押し込むだけでロックされ、使わなくなったCDプレイヤーを有効利用できます。

買うのをやめるほどじゃないけど気になるところ

ダッシュボード用もエアコン/CD用も、前のバージョンよりアームを閉めるトリガーが小さくなってます。うっかり操作予防になるのはうれしいのだけど、閉めたいときに閉まらないこともあるのが難点で、これは特に柔らかめのケースや衝撃吸収型のケースで起こります。

ダッシュボード用のiOttieは不安定な問題があります。これはテストしたネック伸縮タイプのホルダーはどれも同じ問題を抱えていました。長く伸ばせば伸ばすほど、プラスティックの揺れが激しくなるんですね(特にデカスマホ、デコボコ道)。

付属の充電器はUSB出力端子が1個だけで、Micro-USBケーブルがアタッチされているので、伸ばせる範囲が限られてしまいます。大体の車種はこの長さで大丈夫ですが、運転中もっと融通の利くUSBが欲しいなら別売のUSBカーチャージャーを買ってもいいでしょう(どのUSBも同じ充電スピードとは限らないので、急速充電専用ポート付きのものがおすすめです)。


自動開閉式のイチ押し: iOttie Auto Sense Wireless Charging Car Mount(吸盤式 /クリップ式)

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iOttie Easy One Touch Wireless 2はバネがちょっとね…という人にはこれ。10ドル(約1,045円)加えるだけで自動開閉式になります。Auto Senseも吸盤式とクリップ式の2タイプ展開ですが、機能はEasy One Touchと全部同じ。スマホを押し付けたり、手でアームを押し広げなくても、下のほうの両側にボタンがついていて、これをタップするだけで、こんな風に自動でアームが開閉します。

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Image: Michael Hession

テストでは驚きの安定感。自動アームを売りにしている競合6機種はガッカリな結果でしたが、Auto Senseのアームは開閉ともに反応がスピーディーで、画面を操作するときに開いてしまう誤作動もありません。ホールドの強弱まで機械まかせにするなんて…と思うかもですが、Auto Senseは握りが強くて安心です。

充電スピードはEasy One Touchに近くて、30分で平均33%、1時間で60%(Easy One Touchはそれぞれ36%、67%)。ほかのテスト機より平均スピードはまだ速いし、この程度の差で自動アームが手に入るなら納得かも。機械にスマホを預けることに抵抗のない人には自信をもっておすすめできるオプションです。


マグネット式のイチ押し:iOttie iTap 2(ダッシュボード用ゲル吸盤 エアコン吹き出し口用クリップ

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やっぱり磁石が一番という人にはiOttie iTap 2を。イチ押し車載スマホホルダーのワイヤレス充電版で、ほかのiOttieのおすすめと同じく、ダッシュボード用エアコン吹き出し口用 CD差込口用から選べますよ。ほかのおすすめと違うのは、ダッシュボード用モデルに伸縮ネックが付属しないこと(幸い吸盤とオプションのマウントベースは強度十分なので、手の届く範囲で設営場所が見つかるはずです)。

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Image: Michael Hession


マグネット式スマホホルダーはやはり使いやすさで人気です。近づければカチッとくっつくし、終わったらただ持ち上げるだけですからね。ただ、ワイヤレス充電の磁場に干渉すると少しややこしくなります。その点、iTap 2はスマホ(やケース)の背面の正しい位置に磁石を誘導するキット付きで、干渉をうまく回避できています。テストでは、磁石でスマホが驚くほど強く吸い付いて、舗装道も砂利道も高速道の揺れにも十分耐えました。磁石式なのに30分で平均30%、1時間で50%と、充電スピードもなかなかのもの。ほかのiOttieのおすすめよりは遅いけど、今年テストしたなかでは速いほうでした。

磁石式ホルダーはみなそうですが、iTap 2もスマホの本体かケースに超強力な磁石をつけなければなりません(ケースによっては本体とケースの間に挟めることもあります)。 自分たちは「便利さには代えられない」と思うほうだけど、8万円以上もするガラスの美ボディにそんな跡が残るメタルテープ貼りたくないって人もいるわけで、こればかりは我慢の限度に個人差があるかもしれません。

まだまだいる!強力なライバルたち

・Ultimate Wireless Car Charger(Fiora)

意外とよかったのがこれ。iOttie Auto Senseによく似た自動開閉式で開閉はやや遅め。吸盤、エアコン、CDの3タイプあります。充電が爆速なのだけど、結果にはややムラがあって、1時間で80%の最速記録が出るときもあれば、49%しか充電できないこともあって、後者だとテスト機の平均と変わらないんですね。バラつきがあることと、参入まもない新メーカーで実績がまだないことから推奨に二の足を踏んでしまいますが、総合点では決して悪くないし、独自開発のダッシュカム専用アプリのダウンロード用コードもついてきます(細かくテストしてないけど満足度高め)。日本未発売。

SnapTo Car Mount(Moshi)

これもよかった。スマホケースに磁気テープが入ってて充電中もズレないんですね。テストではiOttie iTap 2並みの充電性能でした。ただ、MoshiのSnapToスマホケースを使わないとダメなことと、ベースとマウント用プレートの間の接続部を締められないので運転中にスマホがずり落ちてしまうことで、惜しくもイチ押しは選外になりました。

Boost↑ワイヤレス充電器車載ホルダー付き(Belkin)

2020年充電スピードテスト第2位。バネ式で固くて開くのが大変だけど、そのぶんデコボコ道でもずり落ちない安定感はあります。ケーブルが固定で少し邪魔っけ。翻訳時点で4,930円。

Cegar Magnetic Wireless Car Charger

X型ステッカーで磁気を固定、充電に干渉しません。磁気はめちゃ強力で、ほかの磁気式ホルダーのメタルテープよりこっちのほうが見た目はナイス。ああ、これで充電さえできたらなあ。充電中のライトがばっちり灯ってるときも、スマホはあまり充電されませんでした。日本未発売。

Kenu Airframe Wireless QiAirbase Wireless Qi

過去のイチ押し。今も品質・安定感は◎ですが、なにしろ最新モデルに充電スピードが追いつきません。日本未発売。

・Scosche MCQVP-XTETMPQ2WD-XTSP MagicMount Pro Charge

過去のマグネット式のイチ押し。こちらもiOttie最新モデルには敵わなかったです。日本未発売。

Scosche WDQ2M-ST1MagicMount Charge MPQWD-XTSPLynktec Bolt Smart Car Mount & Qi Wireless ChargerAnker PowerWave Fast Wireless Car Chargerも選外とさせていただきました。

・WPC準拠がまだのMophie Charge Stream Vent MountTaoTronics Car Fast Wireless Charger TT-SH004Choetech社製ホルダーもテストしましたが、準拠モデルを上回る性能は確認できませんでした。

参考文献

1. Wireless Power Consortium

2. Michael Crider, It’s Dead Simple To Add Wireless Charging To Your Car, ReviewGeek, July 10, 2018

3. Nicole Van Zanten, These are the Best Wireless Phone Charging Car Mounts, Ideaing, March 25, 2019

4. Eric Ravenscraft, The Best Smartphone Car Docks That Are Legal In Your State, The Inventory, January 14, 2019

5, The Best Car Phone Holders for Uber and Lyft Drivers, Ridester, December 7, 2018

©2020 WIRECUTTER, INC. A NEW YORK TIMES COMPANY.

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