他のアバターのボーンに干渉できるchilloutVRの時代、到来か!
視覚、聴覚と距離感の錯覚をいい感じに刺激してくれるVR。次なるトレンドとして期待されているのが触覚を刺激するハプティクスです。
振動で触っている・触られてるを感じさせてくれるこのハプティクスのリファレンスとなるかもしれないデバイスが登場します。「HaptX Gloves DK2」 という名前からわかるように、開発版なんですけどね。
引き出しを開いたとき、ペンをもったとき、猫をなでたとき。それぞれの感触が、指先からつたわってくる。バイブレーター、アクチュエーターなどの触覚フィードバックデバイスは片手で133ポイント。感じ取れる重さは片手あたり40ポンド(約18キロ)。動きの精度はコンマミリ単位。
VRコンテンツさえ用意されれば、行列ができるレストランオーナーシェフ秘伝の、手ごねハンバーグのベストなこね力具合も学べちゃうぞ、と。
HaptXはもともと、遠隔ロボットコントローラとしての手袋ハプティクスデバイスをリリースしていました。「HaptX Gloves DK2」もVR用途だけではなく、工業デザインやロボティクスの分野での利用も考えた設計です。ランドセルユニットやコンプレッサーが必要で、かなり大掛かりなデバイスとなってしまうのですが、五指すべてでさわり心地を確かめられるのは、いいですなあ。
Source: アスク