最新アップデートAmazon Fire TVレビュー:ストリーミング体験がもっと便利に!

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最新アップデートAmazon Fire TVレビュー:ストリーミング体験がもっと便利に!

ホーム画面も大幅に改善されたとか!

Amazon Fire TVが、最新アップデートによりさらに使いやすくなったそうです。個人的にはちょうどFire TVからApple TVに乗り換えたところでしたが、ストリーミングの視聴に限っていえば、どちらも使いやすいところもあれば、ちょっとした慣れが必要なところもあるな、という印象でした。

今回のアップデートで、具体的にFire TVのどんなところが改善されたのか…米Gizmodoによるレビューをどうぞ!


昨年登場したChromecast with Google TVは、うまくデザインされていて動きもレイアウトもバッチリ。おまけに50ドル(約5,200円)と価格も手頃なものでした。それと比べると、RokuやFire TVのエクスペリエンスは少し残念に思えるところも…。

ところが、新たなFire TVのアップデートによって、コンテンツを検索するための新しいナビゲーションツール、さらなるカスタマイズ化が可能なユーザープロファイルの追加、大幅に改善されたホーム画面など、他社のストリーミングデバイスに負けず劣らずなエクスペリエンスが提供されます。

アマゾンによれば、最初にFire TV StickLiteと第3世代のFireTV Stickユーザー、続いてその他デバイスが2021年初頭にアップデートを取得できるようになるとのことです。

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Photo: Catie Keck/Gizmodo

すっきりと改善されたメニュー画面

これは何?:新しく改善されたFire TVエクスペリエンス

好きなところ:新しいユーザープロファイル、コンテンツ検索機能の改善

好きじゃないところ:アマゾン所有コンテンツの広告やオススメは廃止されず…

既存のFire TVユーザーがおそらく最初に気付くのは、アプリ、メニュー、コンテンツが再編成されていること。主要なナビゲーション機能はホーム画面の上部ではなく、コンテンツと機能のプロモーション用のスポットライトバナー下の中央近くに表示されるようになりました。新しいメニューにはメインアプリのアイコンが並ぶほか、右側にある「その他」ボタンからは残りのアプリを表示できるようになっています。

視聴するものに応じて、だいたい4〜5つのプライマリアプリ間を移動するだけなのは便利です。ホーム画面下部には、最近使用されたアプリ、Primeオリジナル、ライブ、今後のイベント、IMDb TVコンテンツ(アマゾン所有コンテンツで、いたるところに表示される)といったカテゴリや、ジャンル・アプリ別のおすすめコンテンツなどがあります。

プライマリナビゲーションメニューも以前と比べてスッキリとしました。[ホーム]タブの左側には[ライブラリ]タブが表示されるようになり、ウォッチリストの選択、レンタル、購入ができます。[ホーム]タブの右側では、新たに「検索」オプションと「ライブ」オプションが表示されます。テレビと映画のタブはなくなり、「検索」画面に統合されました。ここではアプリ、テレビ番組、映画、その他無料コンテンツのほか、ジャンルカテゴリ別にコンテンツを検索できるようになっています。

こうした変更点は非常に評価できるのですが、その一方で気になったのがカテゴリ全体に表示される広告。今に始まったことではないですが、アマゾン所有コンテンツの宣伝はもはやどこにでも表示されます。これがたまらなく嫌だというわけではないですが、ここにFire TVとApple TVなどの他社サービスとの差が大きく出ているのでは、と思っています。

一方、新たに追加されたライブTVタブは、特にテレビの契約をやめた人にとって便利な機能です。最新ニュースやスポーツのおすすめが表示され、チャンネルガイド機能を使用すれば、どの番組を視聴したいか見つけることもできます。Sling TVで何か見たいものを探すのにハマっていましたが、アプリのガイドを使用すると、番組のリアルタイムフィードの代わりに、番組の残り時間だけが表示されるのが不便に感じることも。

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Photo: Catie Keck/Gizmodo

家族それぞれにプロファイル設定可能

新しいFire TVでは、最大6つのユーザープロファイルを作成することができます。これによりマルチユーザー世帯では、よりカスタマイズされた視聴体験が期待できます。設定、視聴履歴、ウォッチリスト、ライブTV、推奨コンテンツはすべて個々のプロファイルに合わせて調整されるため、たとえばリアリティ番組好き、ドラマ好き、コメディ好き、歴史物好きなど、家族で好みがバラバラでもユーザーを分ければそれぞれに合った番組が推奨されるようになります。さらに、キッズ向けプロファイルを使用すれば、年齢制限によって表示するコンテンツを制限することもできます。

音声サポートは、今やほぼすべてのストリーミングデバイスで利用できますが、LED時計を搭載した『Echo Dot(第4世代)』を使用して今回の新しいFire TVエクスペリエンスをテストしたところ、テレビの電源を入れてコンテンツを起動するまでハンズフリーでできたのはとっても贅沢に感じられました。特にリモコンをよく毛布やクッションの下で見失いがちという人にもハンズフリーは便利なはずです。

正直なところ、AlexaよりもGoogleアシスタントの方が好きですが、Alexaはテレビの電源を入れたり、アプリを開いたり、コンテンツを表示したりするなどのコマンドもうまく処理してくれます。何度かコンテンツを表示するように頼んでも、Huluのユーザー画面で止まってしまうことがありましたが、コマンドをもう一度繰り返すことで解決することも多かったです。

結論として、Fire TVの最新アップデートは素晴らしい再設計になっているかと思います。ナビゲーションは合理的で、ユーザープロファイルはより優れたパーソナライズを提供し、コンテンツの検索はこれまで以上に簡単になりました。もちろん完璧!というわけではなく、前述のように、リアルタイムのライブTVティーザーがあれば、アマゾン独自のコンテンツと機能に関するおすすめや宣伝がなくなれば、と思うところもあります。

私的ベストは依然としてGoogle TVですが、Alexaが好きで、ストリーミングサービスに多くの時間を割きがちで、安価なデバイスを探している人にとって、Fire TVは魅力的な選択肢だといえそうです。

最後にまとめメモ

・新型Fire TVでは、カスタマイズやおすすめコンテンツの改善のために振り分けられるユーザープロファイルが(キッズ向けを含め)最大6つ作成できるように。

・Alexaを使用した音声制御によって、互換性のあるFire TVリモコンやスマートホームデバイスを使用してジャンル、タイトル、カテゴリごとにハンズフリーでのブラウジングが可能。

・ホームタブやナビゲーションメニューの改善により、以前よりも簡単に検索ができるように。

・アマゾン所有のコンテンツ広告やプロモーションバナーは健在。

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