Intelからニューラル・ネットワークで解析する顔認証デバイス。支払いやATM、空港ゲートなどを非接触にできる

  • author 岡本玄介
Intelからニューラル・ネットワークで解析する顔認証デバイス。支払いやATM、空港ゲートなどを非接触にできる
Image: intel

手ブラで顔面ペイが実現したらイイなぁ。

コンピューターやプロセッサーで知られるintel(インテル)が、顔認証専用デバイス「Intel RealSense ID Solution F455」を発表しました。

これはクレジットカードより小さく、ブレスミントの「フリスク」の容器くらいのサイズ感。なのにアクティヴ深度センサーニューラル・ネットワークが採用されているため、合致率は99.76%で、写真や動画やマスクを装着するなどによるなりすましを誤認するのは1/100万と謳っています。

毛むくじゃらの人が出家しても認識できる

まずあらかじめ登録した顔のデータは、数秒で暗号化されて処理されます。そして認証にかかるのはわずか1秒未満で、地上55cmの位置に設置すれば、身長120cm~190cmまでの人を認識する広角っぷり。なのでほとんどの人に対応します。

加えてニューラル・ネットワークのおかげで、眼鏡の有無やひげ剃り・散髪後の見た目の違い、さらには赤外線イルミネーターが強い日光の下や暗い場所でも認識を可能にします。

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Image: Instagram

設置できる場所は多種多様

このデバイスを使う主な利点は、扉の解錠、支払いやATM、空港、ホテル、もしくは出退勤時のゲートなどを非接触にできるところです。Intelは自社製品に組み込むことよりも、上記のようなあまり高機能ではないデバイスに使われることを想定しています。オープンソースで購入者がプログラミングできますし、後付けが簡単にできればコロナ禍で広く普及しそうですよね。

「Intel RealSense ID Solution F455」は、ケース入りがたったの99ドル(約1万300円)となっており、ケースの中身だけであるモジュール10個パックが750ドル(約7万8,000円)で予約受付中。発送は3月1日に開始されます。


希望的観測ですが、完全に手ブラでセキュリティー機器の認証や手続きが可能になれば、スマートフォンやカードを取り出す手間すらなくなり、将来的には顔面ペイが当たり前の時代になったりするのかも…?

Source: intel via SLASH GEAR

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