動画も、写真も、AFも、なにもかもがズバ抜けてます。
誰も見たことがないαこと、「α1」が発表されました。エクステリアのルックスはα7ゆずりの見慣れたものですが、内に秘めたスペック、ポテンシャルはミラーレス界最強の1台といっていいものです。



5010万画素・連写30コマ/秒・鳥対応のリアルタイム瞳AF

裏面照射型CMOSセンサーの解像度は有効5010万画素。
AF/AE追随連写は最高約30コマ/秒でもちろんブラックアウトフリー。 AF/AE追随だけなら最大120回/秒で、ぜったいに被写体を逃さない、たとえ流し撮りでもジャスピンOKという精神が具現化したかのよう。 アンチディストーションシャッターは最高1/32000秒で、歪みほぼなし。

人物、動物、鳥の目まで捉えるリアルタイム瞳AFに、フラッシュ同調速度は最高1/400秒。すべての要素に妥協がありません。新たな写真表現にチャレンジできる意欲作です。
動画は8K 30P

8K 30pに、4K 120pという4Kスローモーションも撮影可能。放熱処理系にもこだわり、8K 30pでも約30分の連続録画が可能です。ダイナミックレンジは約15+ストップで、動画撮影性能も抜かりありません。

ファインダーは約944万ドット OLEDで、リフレッシュレートは240fps(ちなみに、α7S IIIもα9 IIも120fps)。一眼レフ、超えた...?
手ブレ補正は約5.5段にアップしました。デモ動画を見るに、走ったり大股で歩かない限り、ジンバルは不要な仕上りのようです。
超高速な書き込み性能を持つCFexpress Type Aメモリーカードと、汎用性の高いSDXCメモリーカードに対応したデュアルスロット。撮影したデータはWi-Fi 802.11ac 2×2 MIMO・1000BASE-T有線LAN・SuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2)対応のUSB Type-Cで外部に出力可能です。
これだけのスペックをもつα1をアシストする存在として、同時に発表されたXperia Proが存在します。スマホ初のHDMI入力端子を持つモデルで、α1の外部ディスプレイとして使えるだけではなく、5Gミリ波のアップロード帯域が最大480Mbpsという高速通信性能を活かしライブストリーミング用の端末にもなるのです。
サイズはほぼα9 IIと同じで、バッテリー込みの重量は約737gとα9 IIからプラス50gほど。
...で、お値段は…市場想定価格90万円?!
2021年1月27日1時10分更新:初出時、サイズと重さを不明としていましたが、確認できたため更新しております。
Source: ソニー