映像のおいしいところをリアルに映す。ソニーの「Bravia XR」は脳みたいなテレビ

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映像のおいしいところをリアルに映す。ソニーの「Bravia XR」は脳みたいなテレビ
Image: Sony

テレビがますます進化?

世界最大の家電市CESがまたまたやってきます。ギズモードでも毎年特集していますし、これから数週間は最新家電情報が見逃せません。期待されるのはSonyのテレビシリーズ。米ギズモードのCatie Keckの報告です。


人間の脳のようなCognitive Processor XR

Sonyが発表したBravia XRディスプレイシリーズの2021年モデルには「Cognitive Processor XR」が搭載されます。 Sonyが誇るこのプロセッサは動画と音声処理を同時に可能とするだけでなく、画像の質も大きく向上させるものです。 このテクノロジーは、画面に映っている画像を認識し、画像上の最も重要と思われるポイントに焦点を当てて、より本物に近い画像を表現することを可能にするもののようです。例えば並んだ木を背景に物語のヒーローが血を流して最前面に横たわっているような場面では、画像上の最前面にいるヒーローに焦点を自動的に当てるというような具合です。

サウンドもアップコンバート

さらに、向上するのは画像だけでなく音声も。Cognitive Processor XRではサウンドもアップコンバートし、より没入感のある音声を再生することが可能になるとのこと。2.1または5.1chのサウンドもアップコンバートで5.1.2のサラウンドにしてくれるのです。

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Image: Sony

輝度調整してくれるアンビエントライトセンサを搭載

新しいプロセッサに加え、Sonyではアンビエントライトセンサを新たに搭載したと発表しています。室内の明かりを検知して輝度を調整するだけでなく、ホワイトバランスも修正してくれるとのこと。ホワイトバランス調整の詳細については明らかにしていないものの、これはうれしい新機能です。例えば部屋のスマート電球の色を変えたら、それに応じて色を調整してくれるのかもしれません。

使いきれないほどの高機能もりもり

この新しいBravia XRファミリーには、LEDのX95JおよびX90J 4Kが含まれ、8K LEDのMaster Series Z9Jや、 透明有機ELの Master Series A90JとA80Jがラインナップ。 全モデルで米Gizmodoもお気に入りのGoogle TVを楽しめます。

またすべてのモデルはゲーマーにも最適な仕様で、どれも4Kでリフレッシュレート120fpsに対応、可変リフレッシュレート(VRR)、 自動低遅延モード(ALLM)、e-ARCと機能が充実。SonyはなかなかHDMI 2.1に対応しませんでしたので、これは去年のモデルと比較すると格段の進歩といえます。

SonyのX90J、X95J、A80Jモデルは、すべてXRの4Kアップコンバートを使えます。X90Jは50インチと75インチのディスプレイから選べ、100インチのバージョンはモデルX92に。ただしアコースティック・マルチ・オーディオ機能はこれより小さなモデルのみの機能です。X95Jには65インチと85インチの2サイズがあり、スタンドは使用方法により異なるオプションを選べます。A80J OLEDは55インチまたは77インチの2サイズで、Master Series A90J OLEDは55インチ、65インチ、83インチのバージョンになります。Master Series Z9J 8K LEDのサイズは75インチと85インチとなります。

いずれのモデルもSonyのNetflixキャリブレーションモード、IMAX Enhancedコンテンツ、 Google アシスタントのハンズフリーナビゲーションをサポート。Google アシスタントを直接テレビからコントロールできます。ATSC 3.0、アンビエントサウンド、画像最適化、ドルビービジョン(Dolby Vision)ドルビーアトモス(Dolby Atmos)、GoogleアシスタントとAlexa対応端末もサポートします。これらを全部まんべんなく使おうと思ったら、ちょっとお金がかかりますね。

価格については、公式にはまだ明らかになっていません。価格の発表は春ごろになるとのことですので、首を長くして待つことにしましょう。

CES 2021の情報はこれからたっぷりとお届けしますので、お楽しみに!

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