CES 2021でお披露目されたベストなガジェット&ヘンテコなガジェットたち

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CES 2021でお披露目されたベストなガジェット&ヘンテコなガジェットたち
Image: chara_stagram / Shutterstock.com

ゲーミングマスクから絆創膏まで!

2021年という新たな年が幕を開け、どんな最新テクノロジーが登場するのかワクワクしている人も多いはず。今年のCESはさほど多くの新しいものがお披露目されたわけではありませんが、そんななかでも注目すべきワイルドなガジェットたちもいくつかありました。おそらくこれから2021年後半にかけて、もっと大きなニュースが飛び込んでくることになりそうですが、その前に一度、CES 2021をおさらいしておきましょう!

CES 2021ベストガジェット

Lenovo X1 Titanium Yoga

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Image: Lenovo

チタニウムのシルバーのボディに包まれたThinkPad史上最薄となる2-in1端末「Thinkpad X1 Titanium Yoga」。360度ヒンジが特徴的なほか、フルスタイラス対応でメモ書きや絵描きにぴったり。スペックはIntel第11世代、Thunderbolt 4、縦長3:2ディスプレイ装備で仕事にも最適な、プレミアムで美しいラップトップです。

Wi-Fi 6Eルーター

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Image: Netgear

昨年には「Wi-Fi 6」規格が登場し、混雑したネットワークでのWi-Fi速度やパフォーマンスの向上が期待されました。ただそれも、いわば増幅する問題に対する一時的な処置。「Wi-Fi 6E」ではWi-Fiの既存の2.4GHz、さらに5GHz帯域に新しい6GHz帯域を導入し、もう少しの先の将来まで見据えたソリューションとなりそうです。6GHz帯域は、59の個別かつ重複しないチャネルを提供するため、(8Kコンテンツをストリーミングする8Kスマートテレビなど)より高い帯域幅で複数のデバイスが同時に動作することが可能になります。古いレガシーデバイスは6GHz帯域にアクセスできないため、すぐにトラフィックでいっぱいになることなく、新しいデバイス(今年後半に出てくるものたち)が新しい帯域を使用できるのがポイントです。

Mudra Apple Watch Band

Video: Wearable Devices/YouTube

Mudra Band」は、ジェスチャーでApple Watchを操作できるバンド。人差し指と親指をタップして通話を終了するなど、電気化学信号を読み取ってあらゆる手の動きを解釈するセンサーを搭載しています。アクセシビリティとハンズフリーの両方において利便性を期待できるポテンシャルの高さに注目です。

Asus ROG Flex X13

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Image: Asus

360度のヒンジを備えた、究極の2-in-1ゲーミングラップトップです。付属GPUはもう少し高性能なものを搭載できたのでは(採用されているのはGTX 1650)という印象もありますが、それ以外のスペックは堅実。新しいAMDRyzen 9 5980HSモバイルプロセッサ、通常のオールサーマルペーストの代わりに液体金属、Corning Gorilla Glassでカバーされた120HzあるいはUltraHD 4Kディスプレイのいずれかを選択可。もっとよいGPUが必要という場合には、AsusのXGMobile(最大RTX 3080をサポートするコンパクトなeGPU)にFlow X13というオプションも。2つを合わせると30万円以上にコストが跳ね上がるので、Flow X13が個別に販売されるか、少なくともXGMobileを他のGPUですぐに利用できるようになるといいのですが...。

Samsung Bespoke 4-Door Flex

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Image: Samsung

ここ数年の冷蔵庫業界の進歩は乏しく、多くの人が望んでいる/必要とするものとはかけ離れているイメージがありました。新しい種類の氷を作れるということがどれほどの人たちにとって喜ばしいかはさておき、この技術がついに冷蔵庫に登場したというのは注目に値するはず。Samsung(サムスン)の「Bespoke」は一般的には高価すぎるともいえますが、自宅で普通に上質なカクテルを作れる日はすぐそこまできているのかもしれません。

TCL XL Collection

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Image: TCL

できるかぎり低予算で大きな画面のテレビを探している人は、TCLの新しいXLコレクションをチェックしてみるといいかもしれません。85インチで、QLEDワイドカラーテクノロジーを使用したミニLED 8K TVモデル、4K QLED&Roku TV搭載モデル、4-Series&Roku TV搭載モデルがあります。これら3つのうち2つはまだわかりませんが、4シリーズ(85R435)に関しては1,600ドル(約16万6000円)で販売されることになっています。このサイズ感にしては大特価。セール期間まで待てるという人はもっと安価にゲットできるかもしれません。

CES 2021ヘンテコガジェット

Razerのゲーミングマスク「Project Brooklyn」、「Project Hazel」

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Image: Razer

不思議 = 欠点があるとはかぎりません。RazerがCES 2021で発表したのは、今年人々が直面するであろう課題に対処するもの。ゲーミングチェアの究極の進化を表す「Project Brooklyn 」は、60インチのロール可能なOLEDディスプレイとRGBライティングを装備。多くのゲーム好きたちが自宅に置いておきたいと思うのでは? 再利用可能なマスクのイノベーションともいえる「Project Hazel」は、空気中に漂うウイルス対策にもピッタリ。不思議というカテゴリに入れたのは、実際に使いたいというよりもフィクションに近いコンセプトのため!

ColdSnap

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Image: Sigman Phase Corp.

便利にソフトクリームが作れるというこちらのマシンですが、いくつかトレードオフも。たとえば使い捨てポッドは1日に何度も使うのでなければ元を取ることは難しかったり、そもそもマシンが大きすぎてキッチンのスペースをとりまくったり…。多少時間がかかっても、あるいは材料を揃える必要があっても、1万円以下で買えるアイスクリームメーカーで十分という人のほうが多いかもしれませんね。

パナソニックナノイーヘアドライヤー

Video: Channel Panasonic - Official/YouTube

パナソニックナノイーヘアドライヤー(EH-NA67-W)は、(おそらくシャワー後の)周囲の空気から湿気を吸い取り、同社いわく他社ヘアドライヤーが採用する微粒子イオンよりも水分が1,000倍多いとのこと。さらに髪をより速く、より少ない労力で乾かすのに独自の振動式速乾性ノズルを装備。150ドル(約1万5600円)という価格で、デパートのヘアドライヤーとダイソンのプレミアム製品の中間あたりに位置付けられます。ちょっと不思議な感じのテクノロジーですが、実際に機能するのであればそれはすごいことだと思います。

AMD と Nvidiaの発表

CES 2021でモバイル関連の発表をしたAMDとNvidiaですが、GPUスペースの明らかな不足に、ファンが期待するような大きなニュースはまだ出てこない気配…。いずれはRadeon 6700RTX 3070 Superが登場するのでしょうが、CESではなかったようです。

ハーマンのPersonal Audio Headrest Platform

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Image: Harman

車内座席のヘッドレストにスピーカーを搭載するというアイデアには惹かれますが、それが実用的かどうかはまた別の話。頭の両側にスピーカーがあれば事故の際にさらなる厄介を招きそうですし、友人とドライブ中にいきなり音が聞こえてきても嫌ですし…。このテクノロジーに文句を言いたいわけではありませんが、世にも不思議なソリューションではあります。

サムスンの「エコ・リモート・コントロール

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Image: Samsung

ついに使い捨て電池いらずのリモコンから卒業できると思ったらもうワクワクせずにはいられません! 新しい2021 QLED 4K、8Kテレビに付属されるすべてのリモコンが「エコ・リモート・コントロール」として、USB-Cポートや太陽光で充電できるようになります。リモコンは1回の充電で最大2年間使用できるというので、次買い換えるテレビはできるだけ長く使いたい…と考えている人にとってもよい選択肢になるはず。このリモコンに対して楽観的に構えている一方で、本当に機能してくれるのか確かめたいなと思っています。いずれにせよ、環境に優しい方向に着実に向かっているのは最高です。

神経調節パッチ「Morari Patch」

Video: Jeff Bennett/YouTube

早漏を防ぐための、絆創膏です。これ以上説明する必要はないかもしれませんね...?

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