Mi スマートバンド 5:とりあえずで買っても後悔しない、ヘルスケアの相棒

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  • author 荒幡温子
Mi スマートバンド 5:とりあえずで買っても後悔しない、ヘルスケアの相棒
Photo: 荒幡温子

健康はスマートバンドからはじまります。

「正直、常にスマホを持ち歩いていれば出番なくないか?」と長年その必要性を見出せずにいたウェアラブル端末。

でも、もし服1着分を我慢したくらいの値段で新しいライフスタイルが手に入れられるとしたら?

今日はスマートバンド初心者の私が、既にSNSや他のメディアで格安で優秀と噂されているスマートバンド、「Mi スマートバンド 5」と暮らす生活で、ヘルスケア偏差値がぐんと上がったお話です。こちらは最初Xiaomiさんからお借りしたのですが、あまりにも使い勝手が良かったので自分でも購入しました。

Mi スマートバンド 5

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これは何?:お手頃価格のフィットネストラッカー

価格:4,490円

気に入った:コスパ、充電持ち、PAI、睡眠管理、女性のための健康管理

気になった:フォント、GPS・Felica非搭載

今日から君が相棒だ!

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装着してまず驚くのは、その軽さ

そもそもスマートウォッチと異なりスポーツやフィットネスに特化したスマートバンドは軽いのがウリなのでMi スマートバンド 5も23gと、着けっぱなしでも負担がない重さ。

バンドは穴にはめ込むだけで簡単に装着可能。TPU素材なので、腕時計嫌いの私でも違和感なく使い続けられています。

充電するとき以外は、お風呂や睡眠時も手首に常駐させています。購入して1か月以上経ちますが、服の脱ぎ着で引っかかったときに初めて着けていたことを思い出すくらい、生活には溶け込んでいます。

また、出先ならまだしも、家でウェアラブル端末をつけてるのって結構しんどいと思うので、すでにApple Watchやほかのスマートウォッチで事足りているという人も、家や休日用としておすすめしたいです。なんせ4000円台ですからね。サブとしても大活躍してくれるでしょう。

この値段で機能てんこ盛り

ざっと機能はこんな感じ。

防水等級5ATM、磁気充電(取り外し不要、2時間未満充電で14日間バッテリー持続)、1.1インチ(表示領域は前モデルから20%増加)

〇健康管理

・心拍数:前モデルから50%精度アップのPPGバイオセンサー搭載

・PAI(パーソナルアクティビティインテリジェンス)

・生理・妊娠予測機能

・ストレスチェック機能

・呼吸エクササイズ

〇睡眠管理:前モデルから40%精度アップ、レム睡眠・仮眠測定

〇ワークアウト管理:11のスポーツに対応

〇その他機能

・通知機能:着信や一部SNSアプリ(LINE,Instagram,Facebook,YouTubeなど)の通知

・リマインダー通知機能:設定はアプリから。

・音楽再生:グローバル版でも日本語タイトルで出てきます。

・アラーム:プリセットのみバンドから設定できます。

・デバイスを探す機能

・リモート写真撮影

・天気予報

太字のところはMi スマートバンド 5から追加された機能です。しつこいようですが、これで4000円台

基本的な動作はバンドからおこなえますが、細かい動作は専用アプリMi Fitを使っておこなう形になります。後述しますがこのアプリがこりゃまた優秀なんです。

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Image: Xiaomi日本 公式サイト

スマホ、イヤフォン、ポータブル充電器などなど、毎晩すでにこれだけの充電タスクを抱えているのに、これ以上充電しなければいけないものが増えてしまうというのは、ガジェット購入の際にネックになるのではないのでしょうか。それだけではなく、ウェアラブル端末はわざわざ取り外しすることなく、いかに身体に違和感なく存在できるかという意味でも、ほかのガジェット以上にバッテリーの重要性は高いです。

Mi スマートバンド 5では最大14日間のバッテリー持ちなので、毎日の充電ストレスもありません。実際は一番バッテリーを食うとされる自動心拍数モニタリングと睡眠アシスタントを起動しているとそこまで持たないのですが、それでも1週間程度は充電なしでいけます。なので充電ポートも増やす必要はないですし、長期の旅行でなければ充電ケーブルも持って行かなくていいです。

また今回から充電時にバンドの取り外しが不要になったそうですね。わざわざ取り外しが必要となると、もしかしたらこの高機能でも買わなかったかもな、なんて思ったりもしました。

やっぱりゆる~く、がつづく:PAIという新しい健康軸

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「さあ、2021年は健康の年にするぞ!」と意気込んだところで、なかなか忙しい毎日にランニングを組み込むことは、よっぽど意識を高く持ち続けることができる人でない限り難しいものです。

そもそも健康のために必要な運動の定義とは、ワークアウトのような大げさなものに限らず、例えば掃除や階段の上り下りなどとにかく心拍機能を強化できること全般を含みます。そういったすべての身体運動を数値として計上してくれるのが、Mi スマートバンド 5で新たに追加された機能、PAI(Personal Activity Intelligence)

これは、運動医学科学者のUlrik Wisloff教授の長年の研究によって開発されたアルゴリズムで、年齢・性別・安静時心拍数・過去7日間の心拍データに基づいたパーソナライズされた指標になります。1週間で100PAI以上を維持することを最終目標としており、研究では100を超えると心血管疾患のリスクが25%減少することが確認されています。

公式でも、「毎日運動する必要はない」との回答があるように、この1週間で100PAIという指標は、毎日継続して行わなければならないという精神的負担から解放してくれました。もちろんランニングやエクササイズのような高い心拍数を必要とするアクテビティは、PAIの高ポイント獲得につながります。また、運動すればするほどPAIを獲得する難易度も上がるみたいです。

睡眠管理は計測だけが仕事ではない

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今回からレム睡眠や仮眠についても計測できるようになりました。精度も前モデルの40%向上したそうで、朝暖房をつけるために起きた時間もきちんと覚醒時間として計測されていました。

でもそれだけではありません。

睡眠の質(入眠時刻、睡眠時間、深い眠りの時間)を分析したうえでのアドバイスであったり、過去7日間分の平均睡眠データと比較したデータであったり、同地域・同年齢のユーザーと比較したデータであったりと、自分の睡眠データを通して多角的なアドバイスをしてくれるというのがとても面白いところです。

待ってました、女性の健康管理機能の追加

これは女性には待望の機能ではないでしょうか。私も今まで生理周期はアプリで管理していましたが、トイレにいるときにあれ?次いつだっけ…ってなったとしても手元にスマホがないことも多かったです。バンドでは生理期間の簡易的な記録と予測生理期間、妊娠しやすい期間、排卵日を見ることができ、アプリでは生理中の症状記録として、痛みの程度や出血量、気分までを管理できます。

この価格なら目をつむってもいいのだけれど…

明朝体が、ね。

日本版は完全に日本語対応していますが、ひらがな・カタカナが明朝体表記になります。本当に細かいところなので好みにもよるかもしれませんが、UIにはゴシック体ですよね。全体のデザインから完全に浮いちゃっていました。

ストレスモニタリングと呼吸エクササイズ、どこで使うの?

これに関しては公式でその意義や仕組みについて詳しい説明がなかったので、正直あってもなくてもいい機能だなと思ってしまいました。呼吸エクササイズはヨガやメディテーションに使うのでしょうか…。

GPSやFelica非搭載

この値段にそこまで求める必要はありませんが、あったらいいなとは思ってしまいますよね。GPSぐらいなら搭載できそう。なお、中国版には、プラス1000円くらいのNFC搭載モデルもありますが日本の規格とは異なるので、日本では使えません。でも、一応技術的には可能なようです。

見える化で変わる健康意識

これはすべてのスマートバンドに言えることですが、自分の健康状態って普段の意識の外にあって、ないがしろにされがちな部分だと思います。そこが可視化されるとはじめて意識を持てるように。このちょっとした管理体制に身を置くことだけでも結構変わるんじゃないかなと、数か月使ってみて感じました。

しかもこのMi スマートバンド 5の凄いところは、この価格で単なるデータ算出にとどまらず、それを活用してユーザーにとっての最適解を導き出しているところ。わざわざ数字を分析して習慣に取り入れる能力や余裕をすべての人が持ち合わせているわけではないので、これからのスマートバンドには精度だけではなくそういったパーソナライズされた提案までをおこなえるかどうかというところも、注目していきたいですね。

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