HPがHyperXを買収、ゲーミング帝国をさらに拡大

  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
HPがHyperXを買収、ゲーミング帝国をさらに拡大
Image: Sam Rutherford - Gizmodo US

20兆円規模に迫るゲーミング市場、動きが活発に。

HPは世界最大級のコンピューターメーカーのひとつで、ゲーミングPCとしてもOMENシリーズをすでに出してます。でもその勢力をさらに拡大すべく、HPはKingston Technologyのゲーミングブランド・HyperXの買収を発表しました。買収額は4.25億ドル(約450億円)です。

買収されたHyperXの製品展開はPCとゲーム機の周辺機器が中心で、キーボードやマウス、ヘッドセット、マイク、コントローラーなどなど多岐にわたります。PC向けのRAMやSSDといった製品もあるのですが、その分野は今回の買収対象には入っていません。

買収の詳細に関するプレスリリースの中で、HPのプレジデント兼CEO、エンリケ・ロレス氏は言ってます。

私たちは大規模かつ成長中の周辺機器市場に大きなチャンスを見出しており、HyperXを我々のポートフォリオに加えることで、新たなイノベーションの源泉とビジネスの成長を拡大できることでしょう。

ここ最近のゲーム市場の動き

ここで市場全体を振り返ってみると、世界のゲーム市場がこれから2000億ドル(約21兆円)を超える予想される中で、大手プレイヤーたちがあちこちで小規模な企業を買い取っています。たとえば2019年にConsairがScufElgatoOrigin PCを買収したのは、まさにその流れの一環です。

HPがゲーミングPCに参入したのは2006年、彼らがブティックPCメーカーのVoodooPCを買収したときでした。その後2013年にVoodooPCが(Voodooロゴは残しつつ)リブランドされて、現在のOmenへとなっていったんです。

HPがHyperX製品もOmenブランドに統合するのかどうかはまだ不明です。またKingston TechnologyがRAMなどのPCコンポーネントでHyperXブランドを使い続けるのか、他の名前にするのかもわかりません。ちなみにHyperXという名前が最初に使われたのは2002年、製品はハイエンドなRAMでした。

HPとKingston Technologyの契約が完了するのは2021年第2四半期、スタンダードな規制当局の審査後になります。

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