カスタムすれば背景ボケボケの写真も撮れる! VRChatのワールド内で、だけど。
可愛い&かっこいいアバターだけではなく、衣類データや装飾データなども売買されているVRChatの世界ですが、新たにメーカー公認バーチャルアイテムとして、パナソニックの一眼フルサイズミラーレス「LUMIX S5」のカタチそのままの3Dモデルがシフトールから販売されることになりました。公認カメラデータの販売って、たぶん世界初です。

装着されているレンズはLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6。さすがにレンズ交換はできません。

Oculus Quest / Quest 2でも利用できるローポリゴンデータとなっていますが、細部までしっかりと作り込まれています。シボ革の表現とかマジリアル。ダイヤルパーツの質感も伝わってきます。また後日、ポリゴン数を増やしたバージョンもリリースされるそうです。

このLUMIX S5 VRバージョン。このままではVRChat内に持っていけるアクセサリ止まり。それでも500円でリアルなS5が手に入るのは嬉しいけれども、それだけじゃないんです。VirtualLens2やVRCLensといったVRカメラ拡張ツールと組み合わせることで、背景をぼかせるカメラとして使えるようにもなるのです。
標準状態ではパンフォーカスでしか撮影できなかったVRChatですが、被写界深度がコントロールできるようになれば、美麗なワールドめぐりがもっと楽しくなることまちがいありません。現にめっちゃセンスあるVRChatカメラマンも次々と誕生しています。というか、僕もはやくVirtualLens2をインストールしなきゃ。

2月20日より開催されるバーチャル展示会クロスマーケット2でも、LUMIX S5 VRバージョンをどーんとアピールするみたい。バーチャルだけど、触れたりするのかな。そうだったらいいな。