M1搭載Mac miniのべストなセットアップ方法

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M1搭載Mac miniのべストなセットアップ方法
Image: John Biggs - Gizmodo US

モニターとかポート、ストレージにWebカメラ、どう考える?

M1搭載のMac miniベンチマーク電力効率も最強、それでいてお値段7万円強という、デスクトップ派じゃなくても心惹かれるやつです。でもMac miniって素のコンピューターしかなくて、モニターとか自分でそろえなきゃいけないんですよね。米GizmodoのJohn Biggs編集長は、折りよく(というかmacOS Big Surへのアプデで)自宅のiMacが不調になってMac miniに乗り換えたそうで、そのセットアップ時のTipsをシェアしてます。


死期が訪れていました。

僕の2014年版iMacは、ストレージは3TB、RAMもMaxに積んでいて、ドリームマシンでした。このiMacで何年も仕事をし、動画を編集し、ポッドキャストを録音し、本を書いてきました。良すぎるほどのマシンでした。スクリーンは巨大で美しく(たしか初代Retinaモデルのひとつでした)、動作は速く、素晴らしいパフォーマンスでした。今まで7年近くも使えたことは、Apple製品のメジャーなアップデートには毎回乗っている僕にとって記録的なことです。

でもこのiMacにmacOS Big Surをインストールしたときから、終わりが始まりました。Safariで複数タブを開くとビーチボールが回り始めて、最後には僕がAppleのティム・クックCEOに代わって恥ずかしくなるくらい、こっぴどくクラッシュするんです。すべてが固まって2分間回り続け、そしてあの死のグレースクリーンが現れます。僕はほぼ毎日、再起動せざるをえなくなりました。Appleは、かつては有能だった僕のマシンをガラクタにしてしまいました。

僕はどうすべきか考えました。iMacのほかにノートPCもあるんですが、今はオンライン学習で子どもが使ってます。毎日再起動しながらiMacを使い続けるか、泣きながらiPadで仕事をするか…。

ってことで僕は、Mac miniを買いました

Mac miniは僕にとって特に懐かしいコンピューターです。2005年の初代モデルを持ってたんですが、僕にはそれが初めて本格的に使うApple製品でした。当時はよっぽどのAppleファンじゃない限り、リアルな仕事はWindowsでするのが普通だったんです。そのほうが安くて、どこにでもあって、アートとか音楽とかデザインとかのアプリ以外ではもっと有能でした。このへんはまあ議論のあるとこかもしれませんが、平均的なコンピューターユーザーはみんなDellを買っていたんです。

初代Mac Miniは天啓でした。それは素晴らしく動作し、UIもすごく使いやすく(僕は多分PowerPC時代以来Macを使っていなくて、慣れてなかったのにもかかわらず)、周辺機器は何でもつなげられました。僕はそこに古いモニターとナイスなキーボード、Logitechのマウスをつないで、すべてが完ぺきに動いていました。

iMacが死亡した後、僕はパワー的に同等なもの、iMacのRetinaディスプレイみたいにスクリーンが大きくて明るいのがほしいと思いました。あとはM1チップも試してみたかったんです。なのでiMacを下取りに出し、Mac miniをセットアップしました。その体験で僕は、以下のことを学びました。

良いモニターを買うべし

僕が買ったモニターは700ドル(約7万4000円)のLG 24インチ4K UHD IPSモニターで、今まで使っていたiMacに近い明るさ、解像度です。色や明るさには微妙な違いを感じたし、画面は27インチのiMacよりやや小さいしで、毎日使うんだからもっと大きいのにすれば良かったかな…と後から思いました。とはいえ、ノートPCとiMac、そしてこのモニターの違いはわずかです。

もっと低コストに、300ドル(約3万2000円、日本でも同じくらい)のBenQ PD2700Qとかを使ってもいいし、奮発してLG 38WN95Cみたいなのを使ってもいいと思います。でもとにかくUSB-C対応で、拡張ポートのあるモニターがいいです。Mac miniにはUSB-Cポートがふたつしかなく、多分拡張が必要になるからです。

外付けドライブも必要

Mac miniのストレージは最大512GBで、ほぼ一瞬でいっぱいになります。上に書いたように、僕のiMacには3TB積んでいて十分以上でしたが、Mac miniのストレージは小さすぎました。なので外付けドライブを買ってそれをジャンク入れにして、ダウンロードしたファイルとかをガンガン入れることにしました。

しっかりした電源付きのUSBドックも必要です。僕はAnkerの8ポートのUSBドックを持っていて、いろんなデバイスを抜き差しして使ってます。外付けのサウンドシステム(Scarlett 2i2)とマウス(Logitech MX Master 2S)もここにつなげてます。

Webカメラない問題をどうにかする

110ドル(日本価格1万5200円)のElagato Cam Link 4Kみたいな動画キャプチャデバイスも要るはずです。M1にはGoProもつなげられることになってるんですが、僕自身はその接続に四苦八苦してしまいました。あとはSonyのデジタル一眼レフを持ってるんですが、USBストリーミング機能が使えないので、今はHDMIでElagatoにつないで使ってます。これでなんとかWebカメラ代わりになりますが、やっぱりWebカメラ内蔵の環境はいいよなぁとは思います。かつてのiMacのWebカメラは全然ダメでしたけど(2020年モデルの場合、もっと良くなってます)。

合計800ドル(約8万4000円)でした

そんなわけで僕は、Mac miniをiMac的に使える環境を作るのに800ドル(約8万4000円)くらいかけました。Mac mini本体のコストは入ってません。でもiMacにはM1チップが入ってなかったし、Mac miniはすごくリーズナブルです。今回は、ずっと使ってなかったハードウェアを試しつつ自分のMacのアップグレードもできる、最高の機会になりました。

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