敏感肌さんはご注意を。
消費者庁のリコール情報サイトに、VRゴーグル「Oculus Quest 2」が2021年2月15日付けで掲載されています。え、昨日も「VRChat」を闊歩してきたんだけど、何があったの…?
サイトによると、ユーザーのごく少数において、接顔パーツと皮膚の接触による皮膚炎の報告があったとのこと。この皮膚炎は自然に治癒する程度のものですが、事業者の水準を満たすものではなかったためリコールが実施されました。
接顔パーツとは、ゴーグルを装着する時に顔に直接触れるウレタンファームで覆われたパーツ。どうやらこのウレタンが肌に合わない、あるいは化粧品などと化学反応してしまったことが皮膚炎の原因とみられています。昨年末にOculus公式ブログはこの問題について報告しており、報告数はユーザーの0.01%程度だそうな。
リコール情報サイトでは、この問題を受けて接顔パーツの部品交換を案内しています。現在は対策済みの製造プロセスに改められているので、これから購入する人は安心して良さそうです。
僕は「Oculus Quest 2」を発売時から遊んでいますが、皮膚炎にはなっていないものの、汗のせいかウレタンによるムレ感が気になったことはありますね。覚えのあるユーザーは、詳細をチェックしておくが吉かと。
Source: リコール情報サイト via 4Gamer.net, Oculus