Qualcommの新ARヘッドセットデザインでAR業界促進に期待

  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
Qualcommの新ARヘッドセットデザインでAR業界促進に期待
Image: Qualcomm

スマートグラスに新たな波が来そう(で来ない。けど来そう)。

どのテック企業も、ARアプリやヘッドセットを新たにローンチしそうな気配がある今日この頃。Qualcommがスマートグラスの「リファレンスデザイン」を公開しました。AR系ガジェット開発の後押しになってくれたら!

Qualcomm AR Smart Viewerは、Snapdragon XR1のプラットフォームをベースに、0.71インチ(1,920×1,080)のマイクロディスプレイがついた眼鏡タイプ。ディスプレイのリフレッシュレートは90Hz。6軸モーショントラッキング対応かつ、手の動きもトラッキングします。1MPのデュアルカメラ+8MPのRGBカメラで、後者はリモートアシスタント機能(離れた場所にいる人が見ているものをヴァーチャルで自分も見ることができる)に対応。モバイルアプリだけでなく、デスクトップアプリでも開発・テストを行なえるように作られており、さまざまなプラットフォームでAR Smart Viewerが連携できるよう想定されています。

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Image: Qualcomm

たとえばAndroidスマホと接続した場合、AR Smart Viewerでアプリを起動すると、ディスプレイ(レンズ部分)上で、プライベートかつハンズフリーでアプリを確認することができます。室内でARを活用すれば、ヴァーチャルでメモを表示させたり、パーソナルディスプレイとして一人エンタメタイムを楽しんだりと幅広い使い方が可能。YouTubeでは「Smart Viewerを使ってAR会議をしたら」というコンセプトのショートムービーも公開。リモートワークの未来を感じさせる内容になっています。

Video: Qualcomm Snapdragon/YouTube

ARヘッドセットと言っても、眼鏡タイプなので気軽に使えそうですが、そこはまだまだリファレン設計段階。目的はあくまでも、開発者やエンジニアに機能やアプリをテストしてもらうためなので、一般消費者が手にするのはもうちょっと先の話

一方で、たとえばLenovoのThink Raelity A3ヘッドセットはAR Smart Viewerのリファレンス設計がベースになっていますし、MicrosoftもAzureの複合現実サービス拡大の一手としてAR Smart Viewerの利用を計画しているそうなので、思ってるよりも早くスマートグラスの新たな波がくる可能性も。

AppleやFacebookをはじめ、テック系企業はどこもARの世界に大きな夢と可能性を感じているので、パソコンやスマートフォンと同じくAR系ガジェットが一般的になるのは時間の問題。まぁ、どれだけ時間がかかるか謎ではありますが。Qualcommがリファレンスデザインで未来をチラ見させてくれることで、その時間が短縮してくれればいいですね。


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