SamsungもARメガネを開発中? 分厚いレンズのメガネ動画が2本立てでリーク

  • author Victoria Song - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
SamsungもARメガネを開発中? 分厚いレンズのメガネ動画が2本立てでリーク
Image: WalkingCat/Twitter

そろそろ参戦か?

ARスマートグラスを作ってるのはApple(アップル)やFacebook(フェイスブック)だけじゃないみたいです。先週末、Twitterアカウント@WalkingCat氏がSamsung(サムスン)のものとする2本動画を公開しました。動画のひとつには「Glasses Lite」なるARメガネが映っていて、もうひとつは「次世代ウェアラブルコンピューティング」と題してやはりARグラスのある未来を描いています。

最初の「Glasses Lite」動画では男性が白いサングラスをかけてるんですが、レンズ部分が分厚くそこにディスプレイが埋まってることが示唆されてます。動画の内容からすると、このメガネを使って映画を見たりビデオチャットに参加したりドローンを飛ばしたりホログラフィックディスプレイを表示させて仕事したりもできるようです。Samsung Galaxy WatchからARメガネを操作しているように見える部分もあります。屋外で使えるサングラスモードもあるようで、これは実際不可欠な機能です。今あるARメガネの多くは、環境光の明るさがディスプレイをかき消してしまう問題を解決できていないんです。

一方ふたつめの動画は、もっとコンセプト的です。ARメガネを装着したユーザーがディスプレイに映し出されたキーボードをタイプして仕事をし、ホログラムの電話に出て、AR環境をリアルに重ねることで同僚と一緒に働くことができる、というやつです。『アイアンマン』のトニー・スタークが邪悪な敵と戦わないで普通の会社のオフィスワークをしてたらこういう感じでしょうか。

動画のクオリティも高いし、9to5 Googleによれば@WalkingCat氏の最近のSamsungリークはわりと当たっているので、今回の動画も本当にSamsungが作ったものである可能性が高いです。問題はGlasses Liteが本当に存在するプロダクトなのか、それともまだまだ初期段階の内部のコンセプト段階なのかということになります。

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ビデオ会議にサングラスで参加っていうおかしみはどうにかする必要があります。(Image: WalkingCat/Twitter

とはいえ、いくつか推察はできます。まず「Glasses Lite」という名前からして、もうひとつ「ライト」じゃないよりパワフルなバージョンがありそうです(それがもしかしたら「次なるウェアラブルコンピューティング」の動画の中の黒いARメガネ?)。それからデザインは既存のARメガネに似ていて、分厚いアームには多分バッテリーやオーディオパーツが入ってるものと思われます。他の製品と違うのは横から見るとわかりますが、レンズ部分がすごく厚くて、埋め込まれたディスプレイは今まで見たことのないものです。そしてGlasses Lite動画の最後の場面では、ARメガネとSamsungスマホやタブレット、スマートウォッチが並んでいることから、デバイス同士をなんらかの形で連動させられるものと考えられます。

SamsungがARに参入するのは特にサプライズじゃありません。AppleがVRヘッドセットARメガネを作ってるという噂は跡を絶たず、FacebookはARメガネ開発でRay-Banと提携しています。AmazonでさえEcho Framesを作っています。GoogleとMicrosoftは業務用にターゲットを絞っていて、それぞれGlass Enterprise Edition 2HoloLens 2をすでに発売しています。この状況でもしSamsungがまだARに着手してないとしたら、これからキャッチアップしていくのは大変そうです。


ともあれ、訳者は個人的にフレームの太いサングラスは嫌いじゃないんですが、それにしてもずいぶんぼってりしていて(とくにレンズの部分)、好き嫌いが分かれそうです。あとはレンズの色がダークで、周りの人から目が見えないのも微妙な反応を引き起こしそうです。それでもSamsungのディスプレイ技術も結集してこの動画みたいなホログラム環境を実現できるんだとしたら、未来はこっちだ!となるのかもしれません。

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