今世代最強のモバイル用Intel Core、積んできました!
心躍るVAIOがやってきます。新たに発表された「VAIO Z」です。2016年以来となる、ハイエンドのVAIOのみに記されるZの1文字が、熱い!
中身がとんでもない

ディスプレイのベゼルがスタンドとなり、底面を浮かす構造が興味深い。
上位モデル(SIGNATURE EDITION)のCPUは4コア・8スレッド Core i7-11375H、スリムゲーミングノートPC向けの第11世代Coreプロセッサ「Tiger Lake-H」! コイツがスゲー。基本クロックからして3.30GHzとすっごく速いのですが、ターボブースト耐性もある。TDPは35W。今までの薄型モバイルPC向けCPUは低消費電力性能を重視してきましたが、コイツはありあまる電力でぶん回す設計となっています。

前述した、底面を浮かす構造は熱対策に直結するもの。さらにツインファンで効率よく排熱する設計となっています。
てか、マザーボードちっさいな!
ボディはフルカーボン、軽さと強度を追求

ボディパネルはすべてカーボン。4面フルカーボンです。軽さと強度のバランスを追求していくと、ここにたどり着く。Mil規格をクリアしながら、14インチで958gという質量はお見事すぎます。手にしてみると、思わず「軽!」という言葉がもれちゃうほど。

デスクワーカーが気になるキーボードも感触よし。ストロークは1.5mmを確保し、コシのある柔らかさが気持ちいいなあこれ...。なおキートップの文字は黒プリントの隠し刻印も選択できます。めっちゃモダンだわ。

34時間駆動とバッテリーマネージメントもお上手ですし、32GBまでメモリを詰める。スピーカー・マイクの品質も高めたそうで、テレミーティングに効くノートPCといえます。
肝心の、気になる価格は最小構成で27万2,580円から、SIGNATURE EDITIONは36万6,080円から(VAIOストア)。高いとみるか納得と思うか、それはみなさんがノートPCに求めるもので変わってくるでしょう。
Source: VAIO