テキサスの寒波で電気代が大変なことに...180万円超えの請求も

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  • author Jody Serrano - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
テキサスの寒波で電気代が大変なことに...180万円超えの請求も
Photo: Getty Images

どうしてこんなことに!

大寒波に見舞われたテキサスの人たちが、新たな悲劇に襲われています。それは「電気代」。大寒波の2、3日の間だけで電気代がなんと50万円に跳ね上がってしまった人が続出しています。

電力会社のGriddyは寒波の影響で超高額になってしまった電気代について、電気料金が卸売市場の価格に応じて変わるプランを契約をしている人たちに対して9,000ドル(およそ100万円)の上限価格を特別措置として設定すると発表。定額契約の人は大丈夫ですが、この卸売市場価格の変動に合わせた契約だと卸値が低い時はお得ですが、まさかのこの大寒波では卸値は跳ね上がりまくりなのでこれだけの高額請求になってしまうわけですね。しかもテキサスに住んでいる人はこのプランを選んでいる人がほとんどだそうで...。大変です。

何十万円もの電気代が発生した人たち

テキサスのアーリントンに住むTy WilliamsさんはGraddyと契約していて、幸運にも寒波の間は停電することもなく過ごせたそうですが、幸運も束の間、電気代は5日間で17,000ドル(およそ180万円)の請求となってしまったとのこと。ダラスに住む女性は数日で電気代が5,000ドル(およそ51万円)に。50万円を超える請求が来る人が続出しているそうです。

「洗濯も食器洗浄機もオーブンも使ってないし、昼間は電気は消して、夜はキャンドルを使ってた。使ったのはノーオイルフライヤーの調理器とテレビを少し見ただけ。1772khwしか使ってないのに電気代が5000ドルって。」

「うちの母の電気代が2047ドルから一気に6088ドルに。どうしたらいいの?Griddyは責任を取ってこの請求を取り消すべきだと思う。私たちの生活を脅かしてる。」

「Griddyがトレンドに上がってるね。今月の電気代は1750ドル。こんなの僕の稼ぎでは払えないよ。」

先週末Griddyは近い将来、電気代が跳ね上がる可能性があることを警告していて、他の電力会社に乗り換えるようにまでうながしていましたが、言うは易しですよね。180万円の請求を受けたWilliamsさんは、事前に電力会社を変えようとしましたが、変更には1週間かかり間に合わずに恐ろしい額の請求が届く結果に。このように電力会社の乗り換えをしようとして間に合わずに高額の請求を受けた人がたくさんいたようです。Williamsさんは今週やっと他の電力会社との契約が成立したそうですが、後の祭りですよね。

テキサス州知事のアボット氏はこの高額請求についての緊急会議を開き「寒波で苦しむテキサスの人たちに電力が届いていないこと、また電力があっても高額な請求をされていることは受け入れられない。現在これについては副知事と協議中だ」とコメント。ということで、今のところこの高額請求がどうなるかは不明です。

Griddyもカスタマーに安心を与えるために努力しているとのことですが、すでに十分すぎる悪夢のコロナがあって、さらに寒波に停電に高額請求にって、悪いことは重なるって言いますけど、ちょっとかわいそうすぎです...。

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