ゲーミング性能を分離できちゃうゲーミングラップトップ「ROG Flow X13」日本上陸

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  • author 西谷茂リチャード
ゲーミング性能を分離できちゃうゲーミングラップトップ「ROG Flow X13」日本上陸

この理想形を追い求めていた人多いはず。

ゲーミングラップトップと聞くと「大きい、重い、見た目いかつい」と連想してしまうものですが、僕は去年ASUS ROG Zephyrus G14に触れてから認識が変わりました。スッキリとした見た目で、14インチとかばんにスッと入る大きさなのに、高性能な8コアCPUと最新のゲーム機能に対応したGPUが内蔵されていたのです。

しかしそこで技術の歩みを止めなかったASUS。今年は13インチとさらに小型なサイズで「ゲーミング」ラップトップ実現にチャレンジしました。ただし今回は最強の二刀流という形で。

普段は持ち歩きやすい13インチのラップトップでありながら、ガジェットを一個繋げると15インチクラスのハイパフォーマーに大変身。しかもこのラップトップ+ガジェットのセットが非常にコンパクトで、いざとなったら全部サッと持ち運べちゃう、そんな夢のようなゲーミングラップトップが実現したのです。

まずはラップトップ単体で、ASUS ROG Flow X13をご覧ください。

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360°ヒンジなので最強のゲーミングタブレットにもなりうる。指紋センサー&Webカメラ搭載が嬉しい。

シック! どこで取り出しても悪目立ちすることのない控えめなカッコよさがあります。

そしてなんとコンパクトなことか。

この中にゲーミングに耐えうる高性能な8コアCPU(Ryzen 9 5900HS)とミドル級のGPU(GeForce GTX 1650)が収まっているのがちょっと不思議なレベル。とはいえ、ミドル級のGPUなので、グラフィックが派手なゲームは画質設定を調整する必要があります。

そこで繋げたくなるのがこのガジェット、ASUS ROG Mobile XGです。

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USB-Aが4つ、LAN、HDMI、Displayport、SDカードスロットなどハブ機能もある。GPU使用時は電源接続が必要。

プロダクトカテゴリとしては「ポータブル外付けGPU」とでも呼べばいいのでしょうか。これまでの「据え置き外付けGPU」とは比べ物にならない、圧倒的なコンパクトさが魅力です。内部にはトップクラスのGPU(GeForce RTX 3080MQ)まで搭載でき、Flow X13に繋げるとグラフィック性能がいきなり3倍くらいにアップ。もはや同じパソコンとは呼べないレベルアップぶりです。

もちろん、RTXシリーズのGPUなのでレイトレーシングやDLSSといった最新のゲーム描画機能にも対応していて、『サイバーパンク2077』などの最新AAAタイトルも超キレイにプレイ可能。外付けをGPU接続すれば13インチでもここまで可能になったのかと、技術の進歩に感動せざるを得ません。

これまでにないスタイル

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USB-Cと独自のコネクタを合わせることで、従来Thunderbolt 3で発生していた帯域幅のボトルネックを解消している。

ASUSは、ROG Flow X13とROG XG Mobileでこれまでにないゲーミングラップトップを実現してくれました。

高性能さをいつでもどこでも必要とする人は、これまで通り14インチ以上のハイエンドラップトップを手にするでしょう。しかし、二刀流の生活をしている人は、このX13とXG Mobileのコンボがとてつもなくツボると思うんです。たとえば1日の大半のパソコン作業(仕事や勉強)はミドル級の性能でこと足りるけど、いざとなったらハイエンドな性能を要求すること(ゲームやクリエイティブ)もしたい人。

すごく沢山いると思うんです。僕もその1人なので気持ちがよくわかります。

要はこれ、Flow X13だけの単体として考えるとバランスの良い13インチゲーミングラップトップでありつつ、XG Mobileとセットで考えたら「弱体化できるハイエンドラップトップ」とも呼べるんですよね。2種類のパソコン作業を1台のラップトップで処理したい人間としては、非常にありがたい形態のゲーミングラップトップだと感じます。

詳しいレビューは動画にて(後日公開)。

日本での発売は、ROG Flow X133月12日の予定で、価格は約18万円(フルHD・120hz・16GB RAMのモデル)。4K・60hz・32GB RAMのモデルは4月下旬以降だそうです(約20万円)。

ROG Mobile XGの発売は、3月下旬以降の予定で、価格は約13万6000円(RTX 3080 150Wのモデル)。RTX 3070 125Wのモデルは4月下旬以降だそうです(約10万9000円)。

現時点では唯一無二なスタイルのゲーミングラップトップ。このお値段に「仕方ねぇ!」と言い放ってゲットしちゃう人は結構いるんじゃないかと思います。

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