写真の人物にAIで命を吹き込む「Deep Nostalgia」、誰でも無料でお試し可能

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  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • mayumine
写真の人物にAIで命を吹き込む「Deep Nostalgia」、誰でも無料でお試し可能
Image: MyHeritage

ディープラーニングで、故人の顔の表情を蘇らせます。

祖先検索やオンライン家系図を作成サービスを提供するイスラエルの企業「MyHeritage」は、先祖などの古い写真の顔を、ディープラーニングの技術で動かすことができるサービス「Deep Nostalgia」をリリースしました。まるで、写真を撮られる前のポーズの準備をしているような感じで、AIとはわかっていても、まるで故人がそこで生きているように感じます。

カメラのシャッターを切った前後の1.5 秒ずつの動画が記録される、iOSやiPadOSのLive Photosっぽくもありますね。Live Photosは、シャッターを押したタイミングでは逃したかもしれないより良い瞬間や構図を見つけるための機能ですが、Deep Nostalgiaは、最新のスマートフォンで撮影されていない完全に制した写真でも、命を吹き込んで動かすことができます。

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Image: MyHeritage

利用するには、MyHeritageのサイトからアニメーション化したい写真をアップロードするだけ。写真の錬成プロセスは完全に自動化されています。

裏では、D-IDというイスラエルの顔認識技術会社が開発したディープラーニング技術を採用していて、まずはアルゴリズムが作用しやすいように写真をシャープにします(さらにこれにより最終的なアニメーションの品質も向上させています)。そして、写真に写っている人物の頭と目の向きを判別し、ドライバー映像(ポートレート写真を撮っている時の顔の動きを記録した映像)を選択すると、そのドライバー映像とマッチしたアニメーションになります。

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Gif: MyHeritage

仕上がった写真は、不気味なほどリアルで、元写真の雰囲気をギリギリ保っている感じ。

「Deep Nostalgia」は、誰でも無料で写真をアップロードしてお試し利用できますが、いくつかの制限があります。被写体が複数いる場合でも1人の顔しか動かせません。また、アニメーション化できるのは、被写体の頭の首までに限られています。例えばテニスをしている写真だと、ボールに向かってラケットを振っている様子はアニメーション化はできません。

このサービスを利用するためには「MyHeritage」の無料アカウントを作成が必要ですが、5枚以上の写真をアニメ化したければ、有料サブスクリプリョンが必要になります。



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