強い逆光が当たる床でホコリが見える、あの感じが再現されます。
吸引力の変わらない掃除機Dyson(ダイソン)から、掃除機のヘッドに緑色のレーザー照射装置を付け、肉眼では見えにくいチリやホコリを見つけやすくする新型、「Dyson V15 Detect」が登場します。
ダイソンさんに説明してもらおう
レーザーは床上7mmの位置から1.5度の角度で下を向いており、これが床のホコリを見えやすくします。では一体どんな感じなのか、創業者のジェームズ・ダイソンと工場見学ができる動画を見てみましょう。「V15 Detect」の登場は1:53辺りとなっています。
吸い込んだ粒子の結果を表示
レーザーだけでもハイテクっぽいというのに、本体にはLCDディスプレイがあり、どれくらい小さな粒子をどの程度吸引したのかが色別に表示される機能を装備しています。
そこに出るのは、主にアレルゲンの大きさである10µm(マイクロメートル)、微小なホコリの60µm、ダニの死骸である180µm、そしてノミなどの大きさである500µmの4種類。これは粒子が内蔵されたピエゾ(圧電)センサーにぶつかった時に、その量を正確に計測するようになっています。

もうブラシに髪の毛が絡まない!
更にはヘッドにもセンサーが備わっており、掃除中の床がフローリングなのかカーペットなのかを検知して、吸引パワーを自動的に調節するのも賢い点。加えて髪の毛が絡まりまくる回転ブラシは、巻き付いた毛が端っこからスルスルっと吸引されるよう改良されています。これまでは絡まった髪の毛の処理が本当に厄介でしたが、改善されたのは超朗報ですね。
他にも動画では煙で実験していましたが、吸い込んだ粒子を外に漏らさぬフィルタリングに、フル充電で60分も稼働できる電池寿命と、これまで以上に使い勝手が良くなっています。こんなにハイテクで699.99ドル(約7万6,500円)なら、思わず財布の紐が緩みそうですよね。日本での発売にも期待したいところです。
Source: YouTube, dyson via Mashable, SLASH GEAR