再来年…、iPhone 14かな?
昨年からAppleが自社モデムを開発しているという報告もありましたが、その続報です。Barclaysのアナリストたちの報告によると、Apple独自の5Gモデムは2023年のiPhoneでデビューする可能性が高いとのこと。
え?今って自社チップじゃないの?
って思うかもしれませんが、そうなんです。現行のiPhoneのSoC(Apple Aシリーズプロセッサ)は自社開発のチップですけど、通信モデムはQualcommの5Gモデムチップ(iPhone 12では「Qualcomm Snapdragon X55」)を利用しているんです。
ただ、このQualcommとの間には訴訟→和解という紆余曲折があり、Apple的には5G対応のための苦肉のシェイクハンドとも言えます。他社製モデムチップを使うとなると、当然ライセンス利用料がかかるし、チップの供給や開発スケジュールも影響されてしまうので、Apple的にはやはり独自でまかなえるならそれがベストなんですよね。
そのため、Appleは2019年にはIntelのスマホ向けモデム事業を買収。2020年からは自社モデムの開発を進めているとの報道もありました。OSからハードまで垂直に繋がっているiPhoneです。自社チップ化されるとなれば、さらに高速化・安定化・低電力化されそうな期待がありますよね。
当初は、このApple製5Gモデムは2025年登場という噂で、えらい先だな!と感じたもんですけど、2023年ならまぁ…待てるかな。そのころには5Gも浸透してそうだしね!
Source: MacRumors