デス・スター本体が秒針の役目を果たします。
スイスの超高級腕時計メーカーKROSS STUDIOが、ルーカスフィルムとコラボした10本限定のトゥールビヨン腕時計「Death Star Ultimate Collector Set」を発表しました。
これは帝国軍が使っていたオレンジ色の収納コンテナと、その中には腕時計をしまうカプセル、そして映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で使われた、カイバークリスタル(ライトセーバーの核石)の小道具付きで…なんと15万ドル(約1,636万円)というセレブ価格となっています。もう帝国軍の予算じゃないと買えませんね。
Star Wars™ X Kross Studio
— kross studio (@KrossStudio) March 25, 2021
Kross Studio releases the Death Star™ Ultimate Collector Set.
© & ™ Lucasfilm Ltd. pic.twitter.com/5vcWiskMTc
デス・スター・トゥールビヨン腕時計
姿勢の動きで時計が傾いても時間がズレない超複雑メカニズムのトゥールビヨン。この腕時計にはド真ん中にソレが内蔵され、60秒で1回転するデス・スターの北半球に護られています。構成する部品は281個で、時針にインペリアル級スター・デストロイヤー、分針にはエグゼキューター級スター・デストロイヤーがあしらわれ、時を刻むようになっています。
そして動力は手巻き式で、フルに巻き上げれば5日間持つよう独自設計で作られたとのこと。45mmのケースは黒く塗られたグレード5のチタン製で、銀河で最も広く使われているAurebesh文字が書かれたボタンを搭載し、ドーム型のサファイア・クリスタルに覆われています。
ストラップは全部で3種類
付属する3本のストラップは、クイックリリース機構ですぐ交換ができるようになっており、牛革の1本とラバー製が2本、デス・スターの表面の模様がエンボス加工されています。

本気すぎるコンテナ付き
付属する各コンテナは700以上の部品から成る1.2mという巨大なもの。ですが、それでも映画で使われた半分の長さなのだそうな。
これまた手作りで細部までこだわって仕上げており、その中身は9つの小部屋に分かれています。そのうち3つはカプセルが入り、そのひとつがこの腕時計用で、もうひとつは交換用ストラップが2本、3つめには映画の小道具で使われたカイバークリスタルが収納されています。残り6つの部屋は好きなアイテムを保存することができ、開閉するカバーに覆われています。
なんかもう、本命は腕時計じゃなくてこっちのコンテナって気がしてくるほど…。とにかくこの値段といい、コンテナの置き場所といい、セット一式は大邸宅に住む大金持ちじゃないと入手できませんよね。それでも限定10本なので、買えるかどうかもアヤしいくらいですけども。
Source: Twitter, Instagram, KROSS STUDIO via HYPEBEAST