レノボのThinkPad X1 Nano、最軽量ラップトップ部門で優勝レベル

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レノボのThinkPad X1 Nano、最軽量ラップトップ部門で優勝レベル
Image: John Biggs/Gizmodo

薄軽は正義です。

新型コロナウイルスの状況下では、誰もが最薄・最軽量のノートパソコンを求めているわけではありませんが、それでもLenovo(レノボ)のX1 Nanoは思わず持ち運びたくなるほど魅力的です。

この超薄型ラップトップは、レノボの歴代製品の中でも最軽量です。正確には907グラムで、十分にパワフル。製品はIntel Evo認定を受けており、Core i7プロセッサとIris Xeグラフィックスが組み合わされています。またWi-Fi 6とUSB-C、Thunderboltに対応し、Intel(インテル)によればスリープ状態からの復帰時間が1/2になり、現実的に使ってもバッテリー持続時間が9時間以上になるそう。実際にはさらに長時間使えます。

Lenovo ThinkPad X1 Nano

John Biggs/Gizmodo

これは何?:薄型軽量ラップトップ、バッテリー駆動時間もモリモリ。

価格:1,847ドル(約20万円)

気に入った:素晴らしいバッテリーの持ちとパフォーマンスとサイズ。

気になった:ポートが足りず、重いタスクでは非力かも。

私がテストしたモデルはWindows 10を搭載していましたが、オープンソースのファンならUbuntuをプリインストールすることもできます。Windowsはこの小さなマシンで驚くほど速く動いたので、どちらでも良いです。

サイズのために、いくつかのトレードオフがあります。ノートPCの左側にはUSB-Cポートがふたつだけあり、ヘッドフォンジャックがその隣にあります。HDMIポートやUSB-Aポートはなし。完全なラップトップというよりは、タッチスクリーンのないタブレットとキーボードと言えそうですが、旅行の際や部屋から部屋、オフィスからオフィスへの移動をする場合には、このマシンが必要になるでしょう。

真のレノボファンなら、ThinkPadシリーズでおなじみのバックライト付きシザーリフトキーボードが楽しめます。キーボードのストローク量とクリック感も十分。チクレットスタイルのキーは大きく、非常に読みやすく、しっかりとしたタッピングが可能です。キーの素材はわずかにゴム質で、触っていて気持ちが良く、スプリングはキーを押すたびに優れた反発力を発揮します。

キーの深さは薄型軽量のラップトップとしては十分です。キーボードのバックライトの明るさは3段階で、一番明るくすれば暗闇でも十分視認できます。この写真は昼下がりの暗い部屋で撮影したものですが、各キーの端からたくさんの光が漏れて輝いているのがわかります。

Image: John Biggs/Gizmodo US

ラップトップにはフルトラックパッドのほか、キーボードの中央にはおなじみのThinkPad TrackPointが付いています。どちらの入力デバイスも非常に使い勝手が良く、過去にThinkPadを使ったことがある人ならすぐになじめるはずです。

また指紋センサーと、上部カメラを完全にブロックする物理的なウェブカムスイッチといったセキュリティ機能も備えられています。このラップトップは「ゼロタッチログイン」が利用でき、ユーザーがコンピューターに近づくと自動的に起動し、Windows Helloを使って自動的にログインできます。内蔵された超広帯域レーダーセンサーはラップトップに接近する人間を感知し、消費電力を削減し、ラップトップへのアクセスを高速化します。

搭載された13インチディスプレイはゴージャスで、表面はつや消し、2K解像度で輝度は450ニト。4K解像度ではありませんが、そのピクセル密度はビデオを見たり仕事をしたりするのには十分です。画面は驚くほど明るく、快適です。

残念なのはタッチ操作ができないことです。サイズが小さいためか画面に手が伸びることが多く、違和感がありました。13インチのタブレットと同じくらい薄くて軽いので、これがラップトップであることを忘れてしまいます。同じようなタッチスクリーンのラップトップと比較する際には、これを考慮する必要があります。

Image: John Biggs/Gizmodo US

性能は申し分ありません。シンプルなオフィス作業のテストであるWebXPRT 2015のスコアは388で、WebXPRT標準のCore i7のスコアの277を上回っています。これは、チップセットと16GBのオンボードメモリに大きく関係しています。また、GeekBenchのスコアも1万3607と許容範囲でした。

一方でキーボードのバックライトをオフにして半分の明るさでビデオを再生したテストでは、16時間13分という驚くべきバッテリー駆動時間を記録しました。最近では、これよりも優れたパフォーマンスを発揮したのはM1 MacBook Airくらいでしょうか。

総合的には、これは薄くて軽いラップトップです。ビデオやオーディオのレンダリングには向かないでしょうが、プログラマーを含む多くの人は、この軽くて小さなマシンでニーズを満たすことができます。

私はX1 Nanoが気に入っています。初期のDell XPS 13を思い出させる、素晴らしいマシンです。もし私が旅行するなら、MacBook Airかこれを選ぶでしょう。Nanoはリモートワークのスペースを移動したり、長いフライトで仕事をする必要がるときには、間違いなく素晴らしい働きをしてくれます。ブラウジング、ウェブワーク、オフィスアプリのためのラップトップとして、それは間違いない選択肢です。デザイン、使いやすさ、パワーのすべてにおいて、レノボがまだそのスイートスポットを捉えていることを示しているといえるでしょう。

まとめ

•16時間以上のバッテリー駆動時間 。

•素晴らしいサイズとパワーと価格 。

•タッチスクリーンなし、でも必要?

•ポートは2個だけ 。

•ほとんどすべての人のための素晴らしい小型ラップトップ 。


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