除湿力は1日およそ12.5L!
洗濯物が乾きにくい梅雨の時期や、花粉で部屋干しを余儀なくされる春などに、強力な助っ人となる衣類乾燥除湿機の新型「F-YHUX120」がパナソニックから登場しました。
これには2枚のルーバーがスイング送風を行ない、165cmほどの幅に干した頭上の洗濯物を強弱の風で揺らしながら乾燥。同時に高電圧を加えて作られる高粒子イオン「ナノイーX」を放出するので、除菌で生乾きの臭いをやっつけ、部屋のカビ発生を抑えるのにも一役買います。
自動で使い分けるハイブリッド方式
この「衣類乾燥除湿機」には、パナソニックだけが使っているという、2種類の除湿方法で洗濯物を乾かします。
ひとつは、気温と湿度が高くなる梅雨や夏場に強いコンプレッサー方式。これは空気中の水分をコンプレッサーで冷やして、それを結露させて除湿します。もうひとつは、デシカント方式と呼ばれ、デシカント素子が吸着した水分がヒーターで蒸発され、それが熱交換器で結露となり除湿します。筐体のサイズは高さが約583×幅が約370×奥行きが約225mmなのに、そのふたつのシステムが上下に並んで内蔵されているのです。
またどちらの方式を使うかは、気温と湿度を自動で判断して選択するという賢さ。一年中いつでも最適な方式で乾燥するようになっています。

ふたつのモードで部屋の環境に合わせた除湿
これには「梅雨」モードと「冬」モードが搭載されています。「梅雨」モードだと衣類乾燥後に自動で部屋を除湿するので、乾いた洗濯物がまた湿気ることがなく、「冬」モードだと部屋が乾燥しすぎないよう湿度を調節しながら程よく洗濯物が乾くよう使い分けられるようになっています。
さらに風向きも上下と左右を切り替えられ、全方向、下方向、上方向、ウェーブ、ワイド、スポットという送風も設定ができます。なので、たくさん洗って2列干しにした洗濯物にもバッチリ対応することが可能です。
春や梅雨以外にも、冬の外干しは寒くて乾きにくいですし、夏場はゲリラ豪雨で急遽洗濯物を取り込むこともあり、夜間に洗濯する人も多かろうと思います。またコロナ禍で家にいる機会が増えたため、洗濯物の量と回数が増えたご家庭もおありかと思われます。そうしたときに頼れるのが、この「衣類乾燥除湿機」。カビも抑えるなら押入れの手前で使ってもうよさそうですし、ホント一家に一台レベルの家電です。