京都で桜がこんなに早く咲くのは実に1200年ぶりのこと

  • author Molly Taft - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
京都で桜がこんなに早く咲くのは実に1200年ぶりのこと
image:Shutterstock

確かに桜、早かった!

今年もお花見でワイワイというわけには行きませんが、帰り道に静かに桜を見上げながら歩く夜道がとっても好きです。でも結構あっという間に桜の満開、終わっちゃいましたよね? 京都では先週満開を迎えたのですが、なんと今年は過去1200年で一番早い満開だったんですって。気候変動が桜の満開を早めているのは明らかなのですが、桜のデータを扱う気象庁によると、京都の桜の満開は3月26日。これは過去30年間の平均より10日も早い記録だったそうです。

京都の桜については、いにしえの人たちが日記や唄、そして宮廷の記録などに書き記されていることが多く、大阪府立大学の青野靖之准教授が京都における観桜会や花見に関する記述を年表にしてまとめた研究によると、一番古い記録はなんと812年のもの!

もちろんすべて調べて埋めてあるわけではありませんが、すごいですね、日本人の桜愛。桜が満開になった一番早い以前の記録は、1409年の3月27日。データを見ると、大日本史料に記載があったようですね。すごく早い満開というのは1200年ぶりでしたが、実は毎年だんだん満開の時期が早くなってきているんです。去年の3月の平均気温は10.6度。1953年の平均気温は8.6度なので大きく気温が上昇していることがわかります。桜の花は温度にとても敏感で、花が咲くのは1年のうちたった2週間程度。桜は温度が変わることで開花や満開の時期が変わってくるのです。今年は京都だけが早かったわけではなく、気象庁は日本全国58ヶ所で桜の木の観測をしているのですが、そのうち18ヶ所はすでに満開を迎え、そのうち14ヶ所は満開時期のスピード記録を出しています。気象庁はAP通信に対して「これは地球温暖化が大きな要因だと考えています」とコメント。

ところで、アメリカのワシントンD.C.に3000本以上の桜があるって知ってました?1912年の3月、日本がアメリカとの友好関係を示すために寄贈されたものですが、今ちょうどこちらも満開なんだそうですよ。

来年は桜の木の下で大勢で花見ができますように...!!

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