ジュラ紀の中国で飛んでいた翼竜がカワイイ!

  • 17,712

  • author Jake Buehler - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
ジュラ紀の中国で飛んでいた翼竜がカワイイ!
Image: Zhao Chuang

飼いたいくらいカワイイの飛んでたんだ、ジュラ紀。

1億6000年年前の中国。カエルのような、コウモリのような、ドラゴンのような、でもそのどれでもない、とてつもなくキュートな恐竜が空を飛んでいたようです。

中国で石の中で粉々になった化石が発見され、日本と中国の合同調査チームがレントゲン撮影し調査。どのように骨を組み立てればいいのかがわかり、これまで見つかったことのなかった種だったことも判明しました。サイズはスズメくらいで、翼があり、パグのような顔つき。でもれっきとした「翼竜」です。近い親戚はランフォリンクス類では珍しく尾を持たないアヌログナトゥスだということです。名前は「Sinomacrops bondei」、通称「bondei」となりました。

翼竜って思い浮かべるとキリンみたいなデカさで風を起こしそうな翼で空を飛んでいるイメージですが、こんなチキンナゲットサイズの翼竜もそこそこいたみたいです。目はまんまるで、たぶん毛に覆われていただろうと考えられています。おそらく口の周りには硬く長い毛が生えていて、飛んでいる虫を口にキャッチするようあったのではないかということです。おっきな目は光の少ない場所でも虫を見つけるため。こんなかわいい顔にはちゃんと理由があったんですね。

テキサス州にあるベイラー大学の古生物学者Megan Jacobsさんは、この調査には参加していないものの、この発見はかなりワクワクするものだと語っています。翼竜の骨は飛行するために薄く、中が空洞になっているため他の動物と違って化石として残ることは珍しいんだそうです。でも今回は限られた、しかも粉々になった化石からこれだけの再現ができたことはすばらしいとのこと。

そしてイメージ写真を見て、既視感があるなぁと思っていた方、いらっしゃると思いますが、Jacobさんが「丸くて大きい顔ですね。普通、この時代の翼竜のほとんどは細長い顔で小さな歯がぎっしり生えているんですが。スター・ウォーズの最後のジェダイに出てくるポーグに似てません?」と言っています。そう、似てる! 名前、ポーグでいいんじゃ?

Jacobさんによると、この時代の翼竜は多様化しはじめたころで変わった形の種が無数に進化し始めたころなので、初期のこういった翼竜を見つけるというのは、この先どのように化石を調査していくか集めていくかの新しい光となるということです。

    あわせて読みたい