だいぶ変わったみたい…!?ゲーミングPC・Alienware(エイリアンウェア)がたくさんのアップグレードと共に帰ってきた。
今では、AMD対応のゲーミングPCを作らない会社はあまのじゃくとも言える中、Alienware が新たなAMD搭載PCと共に帰ってきました。
今回の新作は「m15 Ryzen Edition R5」。2007年にリリースした「Aurora mALX」以来、約10年ぶりとなるAMD搭載PCです。
ちなみに、「Aurora mALX」のスペックは、19インチのスクリーン、AMD製の「Turion 64 CPU」、メインメモリは今となっては少なめの2GB、さらにNVIDIA製の「GeForce Go 7900 GTX GPU 」を2つ搭載していました。
あれから14年が経ち、今回は大幅にグレードアップされた様子。
アップグレードが盛り沢山
まず、新作の基本スペックは、8コアの AMD製CPU「Ryzen R9 5900HX CPU」、NVIDIA製GPU「RTX 3070 GPU」、8GBのメインメモリ、とここまではAlienwareの 「R4」ラインと似たような感じ。
しかし、今回はそこに豊富なスクリーンオプションが加わったんです。165Hzまたは、360HzのフルHDスクリーン、さらには240HzのQHDスクリーンまである幅広いオプションから選ぶことができますよ。

また、メインメモリにもオプションがあり、「3200Mhz DDR4」を取り付けることが可能に。これは、これまでのAlienwareのPCにはなかったものですね。
加えて、進歩した低音技術と高耐久ペイントも新型「m15 Ryzen Edition R5」の特徴の1つで、Dellによると、特にペイントがより滑らかになり、耐久性がグンとアップしたそう。
他にも、「HDMI 2.1」、「2.5 Gbpsのイーサネット」、 「Wi-Fi 6」に対応し、4つのUSBポート(タイプAが3つ、タイプCが1つ)備え付けと、接続関連の充実度もグレードアップしていますね。
さらに最近、Cherryの新しいメカニカルスイッチ「new MX Ultra Low Profile switches」の搭載が可能(追加料金あり)になったとアナウンスされ、アップグレードがますます加速していますね。
とこんな感じで、大きく進化した新型「Alienware m15 Ryzen Edition R5」、発売日は4月20日、価格は1,800ドル(日本円で約20万円ほど)です。
もっとお手頃なゲーミングPCも
しかし、もっとリーズナブルなゲーミングPCを探している方もいるかと思いますので、そんな方にはAlienwareの親会社であるDellの「G15 Ryzen Edition」をおすすめします。
NVIDIA製の「GTX 1650」または「RTX 30」シリーズの GPUと、AMD製の「Ryzen 7 5800H CPU」が共に搭載されていながら、価格は900ドル(日本円で約10万円ほど)とかなり低めなんですよね(少しだけ高いですが、インテル製CPU搭載のDell「G15」モデルも、今春に約11万円ほどで発売の予定)。

さてもう一度、「m15 Ryzen Edition R5」に戻りましょう。AMD搭載をはじめ、アップグレードが盛り沢山だった今回ですが、一番の目玉はやはり、冷却技術の進歩とエッジの効いたデザインではないでしょうか。
銅製の太いヒートパイプを通すことで、パソコンの下部分をより効率的に冷やすことが可能になりました。そして、カラーはダークシャドウグレー、斑点つきスペクターグリーン、斑点つきファントムグレー、オブシディアンブラックの4色展開に。どれも魅力的なカラーばかりです。
また、先ほど紹介したインテルを搭載したDellの「G15」モデルですが、4月13日に発売の予定です。4月4日の「G15 Ryzen Edition」発売の直後ですね。
最後に、今回の「m15 Ryzen Edition R5」の発売に伴って、Dellは新たにゲーミングモニターの発売も予定しています。中でも、「 Dell 25ゲーミングモニター」はリフレッシュノートが240Hz、さらにNVIDIA製の「G-SYNC 」とAMD製の「FreeSync Premium テクノロジー」対応と注目の商品です。さらに、曲面モニターも3つほど出ており、それぞれのリフレッシュレートは144Hz または 165Hzで、27、32、34インチバージョンがAMD製の「FreeSync」に対応しているとのこと。
気になった方はぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね。