AppleとGoogleがUKのCOVID-19アプリのアップデートを拒否。「データシェアリングのルールを破った」として

  • author 中川真知子
AppleとGoogleがUKのCOVID-19アプリのアップデートを拒否。「データシェアリングのルールを破った」として
Image: Oleksandr Siedov/Gettyimages

位置情報にアクセスしちゃダメって言ってたし。

英国政府は、ロックダウンの解除に合わせて、NHS(英国民保健サービス)のCOVID-19接触追跡アプリにCOVID-19の陽性と診断されたユーザーに対してチェックイン履歴をアップロードするように求める機能をアップデートする予定でした。

しかし、AppleとGoogleは、APIを開発した時に、アプリが位置情報サービスへのアクセス許可を求めることを禁止。今回はそれに違反するとして、アップデートが却下されたとMashableが伝えました。

イギリスとウェールズで使用されているこのアプリは、ユーザーが店やパブやレストランに行った時に、貼られているポスターのQRコードをスキャンして、そこにきたことを記録するチェックイン機能を備えたもの。

このチェックインデータは、外部からのアクセスはできず、感染ホットスポットだと特定された時のみ、その場所のIDとユーザーの履歴が照合されて、デバイスに警告が届きます。

「NHS COVID-19アプリの、ユーザーが履歴をアップロードできる機能の導入は遅れています。これはアプリの機能に影響を与えるものではありません。我々は、一般の人々を保護する有益なアップデートを提供するために、パートナーとの議論を続けています。」と、保健社会福祉省はMashableに明かしています。

アプリはアップデートがブロックされただけで、従来のバージョンは今でもiOSとAndroid用のものがダウンロード可能です。

感染ホットスポットを通知するだけでは完全に予防することはできないと思いますし、今の状況に何らかの手を打とうというのもわからないでもないですよね。

Source: Mashable

Reference: BBC

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