今年の420はゴールデンゲートのヒッピーヒルも封鎖。
Appleのイベントぐらいしか楽しみがないけど期待に応えてくれました!
M1がiPad Proにやってきた
最後を飾ったのは、ミッションインポッシブル風に本社に潜入したティム・クックがこっそ~りM1チップを埋め込んでニンマリするiPad Pro。
ディスプレイすごめ(但し12.9インチモデルだけ)
昨年はMagicキーボードでメインマシンに一歩近づいたiPad Proですが、今年の注目はなんといっても12.9インチProに新搭載のミニLEDディスプレイです。輝度1,000nits。コントラスト比はApple Pro XDRディスプレイ並み。Macよりポータブル(厚さ6.4mm、重さ680g)なiPad Proを持ち歩くだけでLiquid Retina XDRの鮮明画像で細かいところまでチェックできるので、映像や写真のプロは助かりそう。仕事で使うかどうかは別問題だけど、このスペックはそそられます。

11インチiPad Proのほうは去年と同じLCDのままなので買うときは要注意ですけどね。
LCDからミニLEDへの移行は待ちに待った改善という人も多いのではないでしょうか。ミニLEDはちいさなLEDがいっぱい詰まった画面のことです。明るさ、コントラスト比、色が有機EL並みかそれ以上でありながらコストは低め。買うならミニLEDの12.9インチが狙い目になりそうです。
ほかは12.9も11インチもほぼ一緒
サイズとディスプレイを除けば、12.9インチも11インチもそれほど大きな違いはありません。共通点は次のとおり。
・USB-CのみならずThunderbolt 4にも対応しました。周辺機器の幅が広がるぞ。
・新MacBook、iMacと同じM1チップ搭載。旧モデルから処理性能は大幅に向上しています(「8コアCPUは50%UP、8コアGPUは40%高速」とApple)。
・5G対応で、しばらくは乗り遅れる心配なし(ミリ波は米国のみっぽいし、使うエリアの5G強度によりますが)。
・PS5とXboxシリーズXの触覚フィードバックのゲームコントローラにも対応して没入感がUP。
・ストレージは2TBのオプションも選べるよ。
カメラも性能UP

また、セルフィ―用の1200万画素超広角TrueDepthカメラには「センターステージ」っていう自動追従もどきが加わりました。FaceTimeでビデオコール中も顔を追ってくれるので楽ですね。レンズ位置は相変わらず変な場所で横撮りだとサイドにきちゃう。その問題もセンターステージの荒業でカバーできたら何よりです。
価格&発売時期
12.9インチiPad Proは1099ドル(日本市場12万9,800円)~、11インチiPad Proは799ドル(日本市場9万4,800円)~、4月30日予約開始、5月後半発売。