Androidユーザーですが、M1チップ搭載iPad Proがうらやましくてしょうがない!

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Androidユーザーですが、M1チップ搭載iPad Proがうらやましくてしょうがない!
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

いいなぁ。

僕はAndroidユーザーです。なので、仕事でApple発表会を見るたびに、ちょっとした疎外感を味わいます。置いてきぼりにされた気分になります。今回のiPad Proみたいに「これは欲しい!」と思うプロダクトが出たときはなおさら。Androidって、いいな・欲しいなと思うモノの選択肢が少ないんですよ。

いいAndroidタブレットが欲しい!

Androidのタブレットなんて悲惨です。まぁ買ってもいいかなぁと思うAndroidタブレットは、もちろん新iPad Proの足元にも及びません。iPad Proの799ドルという価格も、Samsungのタブレットと比較すれば全然ありです。M1チップ搭載、ミリ波5G対応、フロントカメラは超広角の12MP(センターステージ機能付き)なんですよね。ありもあり、大ありです。

非iOS、つまりAndroidユーザーの僕らがタブレット買おうと思ったら太刀打ちできません。希望としては、Pixel端末に搭載されるプロセッサをタブレットにも拡大展開してくれるとか? では、次期PixelにはGoogle謹製のプロセッサ Whitechapel CPU「GS101」が搭載されるということですが、仮にそれが搭載されたAndroidタブレットが出るとしても、新iPad Proのライバルになるかは、さてどうでしょう(それでも、iPadを前に打ちのめされているAndroidタブレットユーザーの希望なことは確か)。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

Pixelは、Googleのビジョンにがっつり組み込まれている重要ビジネスなことは確かです。ただ、問題は、そのPixelの中身自体は(今は)Googleが100%コントロールすることができないということ。Pixel端末にのっているのはQualcommのプロセッサ Snapdragonなのです。Pixel 2/3/4/4aにおいて、高画質フォトやAIタスクを処理するためにVisual CoreとNeural Coreを追加する必要があったのも他社製チップを使っていたからです。

で、自家製チップです。Google自前のチップならば、出したい端末に合わせてチップ自体を開発することができます。Android IntelligenceはGoogleの状況をこう解説。

「現状、GoogleはPixelの可能性を決める場合、Qualcommなど他社の状況に影響される。マシンラーニングや常に聞き耳を立てているデジタルアシスタントに重きをおく企業にとっては、これは非常に大きな制限となる」

もっと端末のサポート期間が長かったらなぁ

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Image: Alex Cranz/Gizmodo US

自前チップは、最先端Pixel端末だけでなく、既存の古いPixel端末にとってもありがたい話になります。Appleの顧客満足度が高いのは、古い端末のサポートもある程度手厚く行なっているというのも理由の1つにあると思います。例えば、iOS 14はiPhone 6Sまで対応、つまり6年前のiPhoneも使おうと思えば使えるわけで。

Android端末もここまで長いサポートがあればいいのにと思わずにはいられません。長く使う方法(ハッキングするとかサードパーティの謎ソフトウェア使うとか)もあるにはありますが、一般的とは言えません。GoogleがOSをわけ、Google Play Storeからソフトウェアアップデートできるようになってから、Androidプラットフォームは格段によくなりました。が、それでもPixel端末のソフトウェアアップデートは3年しか保証されていません。これが自前チップなら、もっと長く保証できるようになると思います。Pixelの売れ行きが不調らしいのは、ユーザーから長期的なロイヤリティを獲得できていないからなのでは? そしてその理由の1つは、長期サポートしてくれないからなのでは?

Googleエコシステムももっと充実して欲しい!

2014年、GoogleはHTC製のAndroidタブレットNexus 9をリリースしました。2.3GHz Nvidia Tegra K1搭載で9インチディスプレイ。一部デベロッパには人気があったものの、iPadのライバルと呼ぶには不十分。

その後、GoogleはPixel Slateをリリース。ただ、OSはChrome OSでした(Androidアプリと相互換性あり)。美しいディスプレイにパフォーマンスも上々。Pixel Penにも対応していました。が、Apple Pencilのようにクリエイターから支持されることはなく…。キーボードケースも不安定で使い勝手悪く…。結果、Slateは泣かず飛ばずで、ひっそりディスコン。

Android対応のタブレット端末で頑張っているのはSmasungのみ。Androidという選択肢で選ぶとすれば、 Galaxy Tab S7+は悪い端末ではありません。iPad Proと同等の機能があり、ディスプレイも美しく、さらに磁気充電内蔵のSペンも使えます。ただ、ソフトウェアのアップデートは遅い…。そもそもアップデートスピード以前に、Android自体が生産性やクリエイティビティアップのためにもっとがんばってほしいところです。

GoogleはAndroidタブレットを再びやる気があるのでしょうか。あるとして、それはiPad Proに匹敵するようなパワフルな端末になるのでしょうか。Chromeタブレットは出そうですけどね、噂ではPixelチップ搭載で。

Googleの今後のプランは、ただのいちAndroiユーザーである僕は知りません。知りませんけど、噂の自家製チップに期待と望みをかけたい! Apple発表会で毎回感じる、iOSプラットフォームとAndroidプラットフォームの差。この差を埋めるためには、Google謹製チップがどうしても必要だと強く思うからです。

iOSじゃないほう、iOS以外の選択肢として、Google印のエコシステムの充実を!

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