猫じゃないのに猫っぽい! 平たくてモフいロボット「flatcat」

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  • author 岡本玄介
猫じゃないのに猫っぽい! 平たくてモフいロボット「flatcat」
Image: KICKSTARTER

愛玩用なのに芋虫みたいなキモさがツボ。

ぺっちゃんこになった猫みたいなモフモフのロボット、「flatcat」が現在KICKSTARTERにてクラウド・ファンディングを行なっています。触られると反応して自律的に動くのですが、背中を撫でると弓なりにのけ反る姿が確かに猫を思わせます。

Video: Matthias Kubisch/YouTube

気まぐれな動きがネコっぽい

人間の仕事を手伝ったり自動化するのが、ロボットの主な役目ではありますが…近年はペットのような質感を持った愛玩ロボも作られるようになりましたよね。目や尻尾を持つタイプもありますが、「flatcat」は「aibo」的な4脚ロボとはまた違ったアプローチで、伸びたり縮んだり、時には人の手を押し返して自在に動きます。

Video: Matthias Kubisch/YouTube

放ったらかすと芸を編み出す

このロボットは、本物の動物ソックリに動くようには出来ていません。ですが置かれた場所や扱われ方に応じて自発的に動きます。それは内蔵された「Cognitive Sensorimotor Loop」という認知運動の繰り返し機能が、押された力や摩擦など物理的な刺激に対して反応し、また放置していると「Intrinsic Motivation(内的動機)」により、何か新しいことに挑戦しようと芸を編み出すなど、学習を繰り返すのです。

ロボットの原点を見直すために作られた

作っているのは、ロボット作り15年というベルリンのJetpack Cognition Lab。彼らはロボットやAIがより高度な機能を持つ前に、今いちど感覚運動や学習手順を見直そう、と基本に立ち返るために「flatcat」を開発したのだそうです。なので、これはオープンソースでプログラミング可能、それに壊れても3D印刷で交換や拡張も可能です。今は関節が3つですが、魔改造してヘビみたい長くすることも不可能ではありませんね。

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Image: KICKSTARTER

KICKSTARTERでは、ひとつ990ユーロ(約1万3000円)にて出資ができるようになっています。充電以外お世話が不要ですし、ネコを飼いたくても飼えない人にもいかがでしょう?

Source: YouTube (1, 2) , KICKSTARTER via IEEE SPECTRUM

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