見た目は一緒。でも中身が違う!
今日のAppleイベントではApple Carの発表でもこないかなーと心密かに願っていたのですが、やっぱりこっちだったか…。高価なセットトップボックスの新しいの!
iPhoneをTVにくっつけると色調整できるよ
新Apple TVはA12 Bionicチップ搭載で、ずっと高速&パワフル。4K TV対応なのは前と同じだけど、新型ではiPhoneをTVにピタッとつけるとカラーバランスを調整できる魔術を仕込んできました。 最高画質で楽しみたいけどキャリブレーションはうまくできない、そんな人にはうれしい変化ですね。
言いつけて触って、くるくる使えるリモコン
あと地味に注目だったのが付属のリモコンくんです。こちらはアルミニウム製で、横にSiriボタン付き。サイズはやや大きめで、ボタンは前より良いめ。操作はクリックパッドで行なえますが、タッチにも対応しています。Appleの説明では、「クリックパッド外周のリングのところが、円を描く直感的ジェスチャーに対応していてジョグコントローラみたいに使えるので、映画や番組のワンシーン探しで使うと完ぺき」とのことでした。

初代4Kボックスは2017年発売だったので、ストリーミング端末の発売は本当に久々。サービス拡充に力を入れていて後回しになった感は否めません。イベントもApple TVのスロットの半分はオリジナルドラマのPRに割かれました。まあ、せっかく充実してきたApple TV+、Arcade、Fitness+。どうせならiPhoneより大画面で楽しみたいですよね!
価格&発売時期
Apple TV 4K 2021は32GBで179ドル(日本市場2万1800円 )、64GBで199ドル(日本市場2万3800円)。4月30日予約開始、5月後半発売。ちなみにFire TV 4K Cubeは1万4980円、スティックは6980円。Apple TVで絶対見たい番組があるとかじゃないと厳しいかもしれませんけどね。