スマホで操縦できるお手軽さ。キャタピラ移動&ロボットアームで工事を行う建築ロボ「BAUBOT」

  • author 岡本玄介
スマホで操縦できるお手軽さ。キャタピラ移動&ロボットアームで工事を行う建築ロボ「BAUBOT」
Image: Printstones

電動工具搭載で力持ちのパートナーって感じ?

オーストリアのウィーンにあるスタートアップ企業Printstonesが、キャタピラで移動する建築お助けロボ「BAUBOT」を開発しています。

これはロボット・アームのアタッチメントにより、コンクリートの3D印刷や資材の正確な配置、溶接、フライス加工、ドリルの穴あけ、ヤスリがけ&研磨などの作業を的確にこなします。そして背中に500kgまでの建材を載せて運ぶことも可能。しかもそれらの操作はスマートフォンから行えるのです。

Video: Printstones/YouTube

人が溶接する時に持っていてくれるのが、相棒っぽくてイイですね。

人間の作業はほとんどできちゃう

アームの長さは1mで、精度は誤差1mm未満とのこと。プラズマカッターを使った金属の切断も、スプレー塗料での塗装も、ブロックを積んで壁を作ることも、現場の監視もできてしまいます。これらはホンの一例ですが、サードパーティー製のアタッチメントや、開発キットを使ったプログラミングにより作業の可能性は無限大です。

Greatest things are built one brick at a time 🧱 🗿 🤖 #construction #automation #robotics #brick

Posted by Printstones on Tuesday, March 16, 2021

稼働時間は8時間。移動の最高時速は3.2km/hとゆっくりなので、人とぶつかることはあまりなさそう。でもこのキャタピラで階段を昇降し、どのフロアにも到達することができるのは頼もしいですね。

いつかはAIで更なる自動化へ

Printstonesとしては、いずれAIを導入して複数台でもっと自動化を図るとのことです。100%ロボット任せでビルや家が建つ日はまだ遠そうですが、これを見ていると実現は可能そうに思えてきますね。

Posted by Printstones on Tuesday, April 6, 2021

かつてはボストン・ダイナミクスの「Spot」も、日本の建設現場でマッピングなどを行っていましたが、実際に手(というかアーム)を動かして作業が出来る点では、実用性でこちらに軍配が上がりますね。

市場に登場するのは来年とのこと。その活躍に期待しましょう。

Source: YouTube, facebook via Printstones via NEW ATLAS

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