今度の仮想空間は<U>。
これまで『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、 『未来のミライ』などで独自の世界観を生み出してきた、細田守監督による最新映画『竜とそばかすの姫』の予告1が解禁になりました。
1分ほどの映像では、現実世界とバーチャルの世界があり、主人公の女子高生が何か悩みを抱えている様子が描かれています。そして彼女のアバターが竜のアバターにさらわれる様子が。何だか長い旅路を暗示させるような終わり方ですが、どんな物語が待っているのでしょうか?
ストーリー
公式サイトには、ストーリーも公開されています。
主人公が高知県の自然豊かな村に住む17歳の女子高生すずが主役。彼女の母は幼い頃に事故死しており、それ以来大好きな歌を歌うことができなくなっていました。
ですが、超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に、ベルというアバターで参加し、そこで歌っているうちに世界中の人気者に。そこに突然現れたのが、竜の姿をした謎の存在だった…というのがあらすじとなっています。
何かとサイバーな空間が描かれる細田作品ですが、本作は『サマーウォーズ』を想起させる設定になっているようです。現実世界と仮想世界ともども、波乱万丈の展開が期待できそうですね。
キャラクターデザイン
予告編を見て、ベルがこれまでの細田作品とは違うな、という印象が強かったかと思います。でも何となく親近感があるような…? その答えがこちら。
『#竜とそばかすの姫』最新作に世界中の才能が集結❗️キャラクターデザインは『アナ雪』を手掛けたジン・キム。Uのデザインは新進気鋭のデザイナー、エリック・ウォンが担当。さらに、アカデミー賞ノミネート!カートゥーン・サルーンのトム・ムーア監督、ロス・スチュアート監督が集結✨#細田守pic.twitter.com/QU4NY3oUUX
— 『竜とそばかすの姫』細田守最新作@スタジオ地図 (@studio_chizu) April 2, 2021
なるほど、ディズニー映画の『アナと雪の女王』でキャラデザを務めたジン・キム氏のデザインなんですね。他にもすばらしいいスタッフが集結しているとのことなので、ますます楽しみです。
『竜とそばかすの姫』は、2021年7月に公開予定です。それまでは、更なる予告編の公開を楽しみにしたいですね。