育て方によってたまごっちのキャリアが変わる...「Tamagotchi Pix」がおもしろそう

  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
育て方によってたまごっちのキャリアが変わる...「Tamagotchi Pix」がおもしろそう
Image: Bandai America

「うんち放置していたら死んじゃった」以外の結末。

2017年にリバイバルを遂げた育成ゲーム「たまごっち」。時代とともに進化を遂げ、こんどはデジカメ機能を搭載しているとか! イマドキの子どもたちは、これでどんな遊び方をするのでしょうか? カメラ機能搭載にいたった経緯を含め、米Gizmodoが紹介しています。


たまごっちビジネスの課題

バンダイアメリカは2017年、初代デビューから20年後(日本で大ヒットしてからは21年後)というタイミングで「たまごっち」を復活させました。が、子どもたちのあいだではニンテンドースイッチやスマホと競合することになり、90年代育ちの大人たちのあいだでも「懐かしい」という気持ちだけで何時間も何ヶ月も時間を費やしたくなるようなゲームにはなれず...。

それから数年のあいだに、新たにカラー画面ワイヤレス機能、さらにはバーチャルな結婚式ができるなどの機能を盛り込み、新しい「たまごっち」を登場させることに。

そんな流れで新たに登場したのが、バーチャルなペットと一緒に自撮りができる「Tamagotchi Pix」(60ドル)。上のGIF画像のように上部をグシッと押せば写真を撮れちゃうのです。

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Image: Bandai America

子どもが楽しめる"ソーシャル"な機能

カメラはたまごっちの背面に搭載されていて、スクリーンや鏡がないため、良いアングルを見つけるにはちょっとした試行錯誤が必要かもしれません。

撮影した写真はたまごっち本体に保存されるといいます。ただ写真を撮って終わり...ではなく、子ども向けに「LIKE」ボタンなどソーシャルメディアのフィードを模した機能があって、たまごっちキャラクターの友だちとシェアして遊ぶことができるようになっています。

たまごっちに現実世界の食べ物を与える

元祖たまごっちでも、食べ物を与えて育てたり仲良くなったりすることができましたが、新しい「Tamagotchi Pix」では、バーチャルな冷蔵庫のなかにあるものだけでなく、現実の食べ物の写真を撮って与えることができるのだとか!もしかして、たとえばバナナの写真を撮ったらピクセル状のバナナの絵が画面に出てくるの...!?と思いきや、インテリジェントな画像認識機能はないとのこと。そのためたとえポテトチップスをあげまくっても、たまごっちの健康に影響は及ばないといいます。(う、うらやましい...!)

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Image: Bandai America

新しいインタラクティブな仕掛け

この新しい「Tamagotchi Pix」にはワイヤレス接続や「Tamagotchi On」のような赤外線通信はない一方で、「たまコード」と呼ばれるQRコードをたまごっちのカメラで認識させることで、遊びの約束をしたり、他のユーザーとプレゼントを交換したり、インターネット上の新しいコンテンツにアクセスしたりすることができるといいます。

画面下の物理的なボタンはなくなっていて、その代わりにあるのが、3つのタッチセンサーボタン。これにより、指をスライドさせるとバーチャルペットに愛情を示すことができるなど、新しいかたちでのインタラクションが可能に! また、物理的に壊れるハードウェア部分が減ったため、より長く使えるメリットも期待できそうです。

たまごっちの行く末は、キャリア!

もうひとつおもしろそうなのが、たまごっちの育て方によって彼らの将来の職業が決まるという新要素。初代のたまごっちでは「放置していたら、たまごっちが死んじゃった」という結末がお決まりみたいなところがありました(あれはあれで教訓みたいで個人的にはちょっと好き)が、何週間もかけて世話をしたたまごっちが職に就いてたまごっちプラネットに帰っていく...という新しいシナリオもまた違う楽しみ方ができそうです。

60ドルは安くないけど...

さて、そんな「Tamagotchi Pix」ですが、最後に注目したいのが値段。1997年に販売された初代は18ドル(現在でいう30ドル近く、約3,200円)でしたが、60ドル(約6,400円)の「Tamagotchi Pix」は(いくら進化を遂げたとはいえ)次世代ゲーム機や何(十)種類もの有料アプリで遊ぶのと同じくらいの金額となります。

とはいえ、たとえば子どもが犬を欲しがっていて「代わりにまずはたまごっちを育ててごらん」と言って買うには、バーチャルペットの方が長い目で見れば低コストなのかもしれません(それに、カメラを内蔵している犬種はひとつもないですからね...)。

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