四足歩行ロボット「Spot」がフランス軍の訓練に参加

  • 5,996

四足歩行ロボット「Spot」がフランス軍の訓練に参加
Photo: Saint-Cyr Coëtquidan

フランス軍が、Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)製作の四足歩行ロボット「Spot」に興味津々…?

フランス軍が訓練に、四足歩行ロボット「Spot」を取り入れていることが分かりました。実際に人間の兵士たちとの相性を確かめるために、2日間のテクノロジー体験中に行われた偵察訓練で試用されたようですね。

フランスの日刊紙Ouest-France(ウエスト・フランス)によると、使用したのは主に地上部隊だそうで、情報収集などのサポートも行っていたとのこと。

「Spot」以外のロボットも試用

また、「Spot」だけでなく、フランスの企業であるNexter製のロボット「ULTRO」が荷物を運んだり、Shark Robotics製の車輪つきドローン「Barakuda」が爆風から守るシールドの運搬もしたりと、今回は他のロボットも試用されています。

ちなみに、これらの訓練は、フランス軍のサン・シール陸軍士官学校のプロジェクトの一貫として行われたテストで、近くに位置するコエキダン基地のエンジニアであるGérard du Boisboisselによると、テストでは「交差点での攻撃の攻略法、日中そして夜における自衛行動、都市での戦いという3つのシナリオで4人の訓練生がロボットを使用した」とのことです。3つのシナリオの内の1つでは「Spot」のバッテリーが最後まで持たなかったようですが。

ロボットの需要は高まっている

これから、ロボットは軍用での使用が増え、需要はますます上がることが予想されます。「Spot」を製作したBoston Dynamicsは2013年にGoogleに買収もされていますし。また、明らかにはされていないものの、Boston Dynamicsは数年に渡って軍事費を受け取っているという噂もあります。さらには、中国企業の Unitree Roboticsも四足歩行ロボットを開発し、ロボットビジネスに参入する準備は万端の様子

「Spot」が訓練で使用されたのは今回が初めてで、今のところ武装化はなされていないようですが、これからのロボットの武装化は免れないと言えそうですね。

    あわせて読みたい