おがくずが木製品に生まれ変わる。木の廃材を再利用した3Dプリント技術に期待

  • 6,739

おがくずが木製品に生まれ変わる。木の廃材を再利用した3Dプリント技術に期待
Photo: Desktop Metal

たくみな脱プラスチック技術!

「2019年の始動以降、おがくずを使って持続的に木材でできた製品を作るというミッションにフォーカスしてきた」と語るのは、プリンター開発に携わったDesktop MetalのAndrew Jeffery氏。そうしてできあがったのが、廃材を利用した3Dプリンター「Forust」です。

「Forust」は一般的な3Dプリンターと同様に、おがくずの層に結合剤を吹き付けながら造形物を作り上げ、完成後は通常の木材のようにやすりをかけて仕上げることができるといいます。

210507NewWoodenObjects2
Photo: Desktop Metal

Jeffery氏はこのシステムが木の保護につながるとの考えを明かしています。

2年前に新しい素材で3Dプリントができないか検討をするようになりました。木の廃材なら3Dプリント技術を使って再利用やアップサイクルができることに気づき、そこから本物の木を使った作品を作るために木材の副産物を使ってプロセスを構築することに注力しました。この会社を設立したのは本気で森林を守るためなんです。

Desktop Metalは昨年8月にSPACを通じて上場しましたが、「Forust」はそのスピンオフ製品とのこと。本気の森林保護ビジネスともあれば、ぜひとも応援したいものです。

    あわせて読みたい