3D印刷でソールが分子構造みたいになった「アディダス 4DFWD」。衝撃を前方へのバネにする

  • 9,595

  • author 岡本玄介
3D印刷でソールが分子構造みたいになった「アディダス 4DFWD」。衝撃を前方へのバネにする
Image: adidas

滑るように走れるって!

スポーツウェアのadidas(アディダス)が、3D印刷技術で作ったミッドソールを採用した「adidas 4DFWD」を発表しました。

これは17年に及ぶアスリートのデータと、500万以上の格子構造パターンから選定され完成した最新のスニーカー。真下に向かって着地した足の衝撃でソールが前方へ潰れ、それが推進力に変わるギミックでランナーの加速を促すようになっています。

Video: adidas Running/YouTube

開発に4年以上かかった

この構造は、Carbon社と共に4年を超える歳月をかけて研究してきたもので、「デジタル・ライト・シンセシズ」という独自の合成技術で印刷されています。40%がバイオ系素材で出来ており、蝶ネクタイのような格子形状が特徴となっています。また、機械を使った実験では、3D印刷で作られた前モデルより前方への力の伝達能力が3倍高まり、着地時に発生する制動力のピークが15%減少することに繋がりました。

210506_adidas2
Image: adidas

各種の生体力学テストがカルガリー大学で実施され、そしてアリゾナ州立大学では最先端の認知機能試験が行われ、またドイツのアディダス所属ランナーやアメリカ中のランニング・クリエイターたちが実際に履いて走るなど、細かな実証実験もバッチリです。

足を包み込むアッパーも優秀

PRIMEKNIT」と呼ばれるアッパー部分は、再利用されたポリエステル素材で編まれて超軽量。これが靴下のように足を包むので、ランニングに必要なすべての快適性とサポートを与えてくれるとのことです。ここは17年以上のデータが物を言ったのでしょうね。

「adidas 4DFWD」は200ドル(約2万1900円)で3色が登場。Creators Clubのメンバーは5月15日より購入が可能で、東京コレクション版が7月1日に発売され、8月12日より世界各国でも買えるようになるとのことです。新次元の走りがこのお値段で体験できるのなら、是非とも履いてみたいものですね。

Source: YouTube, Instagram via adidas (1, 2) via 3D Printing Media Network

ADIDAS 4D FUSIO ほしい?

  • 0
  • 0
ADIDAS

シェアする

    あわせて読みたい