ひと安心…かな?
先日発表されたApple Musicのロスレスへの対応ですが、その対応デバイスにAirPodsシリーズが含まれていないのは若干驚きでした。でもこの問題、アップデートでなんとかなるかもしれません。
実はAirPodsシリーズはオーディオのストリームにAACコーデックを使用しており、Apple MusicのALACコーデックには対応していないんです。このことから、AirPodsシリーズ(HomePodも)がロスレス再生にまったく対応できなかったんですね。
また、高音質なストリーミングが可能なAirPlay 2はWi-Fi用の規格であるため、Bluetooth接続のAirPodsシリーズでは利用できず。さらに、AirPods MaxのUSB - Lightningケーブルも制限のため、ALACコーデックを送信できないのです。
そして著名リークアカウントのJon Prosserによると、Appleはこの問題を解決すべく独自のロスレスオーディオフォーマットを開発しているとのこと。この新コーデックは6月のWWDCにあわせて発表される可能性が高いそうです。
せっかくならその独自コーデックをリリースしてからロスレス対応を発表すれば良かったのに…と思わなくもありませんが、Appleとしてはいち早くApple Musicのロスレス対応を発表したかったのかもしれませんね。
Source: Jon Prosser (YouTube) via Apple Insider