絶好調のはずでは?
まさにワイヤレスイヤホンのスタンダード的な地位にまで上り詰めたApple(アップル)の「AirPods」ですが、気になることに海外では減産計画の報道が登場しています。
Nikkei Asiaによると、アップルは今年のAirPodsの生産計画を25〜30%削減し、従来の1億1000万台から7500万〜8500万台へと変更することが予測されているそう。ワイヤレスイヤホンを1億台も生産する計画もすごいのですが、25〜30%というのはたしかに大きな減少です。
より安価な完全ワイヤレスイヤホンが市場を席巻
このようなAirPodsの製造計画の変更には、市場のより安価なワイヤレスイヤホンの存在があります。Samsung(サムスン)やHuawei(ファーウェイ)、Xiaomi(シャオミ)などが相次いで廉価なワイヤレスイヤホンを投入する中、アップルのシェアは2018年の60%から2019年の47%、そして2020年には31%にまで下落したそうです(Counterpoint調べ)。
そういえば、先月末から突然AirPodsやAirPods ProのセールがAmazon.co.jpにて始まっていました。これももしかしたら、在庫調整に関連した動きだったのかもしれません。
一方では、数週間以内にも次期AirPods(AirPodsの第3世代)が登場するとの噂もあります。そろそろ新製品を投入して、またガッツリAirPodsシリーズのシェアを延ばして欲しいものです。
Source: Nikkei Asia