コスパ最強のHDMIケーブル。ゲーム、4K、8Kテレビ向けのケーブルを厳選

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  • author Geoffrey Morrison - wirecutter
  • [原文]
  • Rina Fukazu
コスパ最強のHDMIケーブル。ゲーム、4K、8Kテレビ向けのケーブルを厳選
Photo: Sarah Kobos

4K、8Kテレビに買い替えた人は注目!

HDMIケーブルを変えたところで、音質や画質が劇的に変わる…ということはありませんが、どんな人が新しくHDMIケーブルを買うべきなのか、安くて優秀な製品はどれかについて紹介していきます!

「自分ほどHDMIケーブルについて調査・執筆してきた人はいないはずだ」と自信満々なWirecutterライターが数あるメーカーの製品を吟味・厳選した結果をお届けします。


家にあるHDMIケーブルを使っていて特に問題なければ、わざわざ新しいものに買い換える必要はありません。でももし、4Kテレビやモニターを買って新しいHDMIケーブルが必要な場合には「Monoprice 4K 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル」がおすすめです。4K60Hz HDR対応の認証取得済みで、映画やテレビ番組を見るのに必要な帯域に対応。もっと広帯域が必要な場合には、この次に紹介する「Monoprice 8K ウルトラハイスピードHDMIケーブル」がおすすめです。

著名ブランドの堅実なHDMIケーブル:Monoprice 4K 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル

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Image: Wirecutter

低コストで優秀なMonopriceのHDMIケーブル。あらゆるケーブルの長さに対応。4K HDR動画もうまく処理してくれます。

Monoprice 4K 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル」は4KテレビにHD、Ultra HD機器(衛星テレビ受信機、ブルーレイプレーヤー、古いゲーム機など)を接続するのに最適。HDMI Licensing Administratorの認証取得済みで、最大帯域幅は毎秒18ギガビットとされています(ちなみにWirecutterのテストでは、それ以上の帯域幅に達したことを確認)。

送料無料、生涯保証付き(※公式サイトや正規代理店で購入した場合)で、ケーブルの長さはおよそ90cm〜9mまで対応しています。細身なバージョンだとおよそ30cm〜2.5mがあります。総じて、MonopriceのHDMIケーブルはあらゆる長さや細さに対応していて、優秀なのに低コストで手に入れることができるのが魅力です。

ゲーム、8Kテレビに最適なHDMIケーブル:Monoprice 8K ウルトラハイスピードHDMIケーブル

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Image: Wirecutter

ウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要な人はそう多くないかもしれませんが、最新ゲーム機や8KテレビにはMonopriceの8Kケーブルがおすすめです。

ほとんどの人にとっては上記の「Monoprice 4K 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル」で十分ですが、特にゲームに熱中したい人、8Kテレビを買った人には「Monoprice 8K ウルトラハイスピードHDMIケーブル」がおすすめ。最大48Gbpsの帯域幅でより高い解像度とフレームレートを実現するため、4K HDRの映画やテレビ番組を見るには十分すぎて必要ないほどですが、より幅広い帯域を必要とするPS5Xbox Series X、そのほかハイエンドなゲーミングPCでは4K120Hzで出力することができるのがポイントです。

こうしたゲーム機や8Kテレビ、こうした広帯域を受信できるテレビ(数少ない)を使う際には、ウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要となります。「Monoprice 8K ウルトラハイスピードHDMIケーブル」は通常のHDMIケーブルと比べても低コストです。Wirecutterのテストでは1.8mのケーブルを試したところ、文句なしの動作でした。長さはそのほかに約45cm、90cm、2.4mとあります。ちなみにMonopriceは他社のウルトラハイスピードHDMIケーブルと比べても性能上の違いは特にないため、基本的にはどれを選んでも問題なさそうです(最終段落で詳述します)。

HDMIケーブルを購入する必要があるシチュエーションとは

現在使用しているHDMIケーブルが問題なく動作している場合には、わざわざ新しいケーブルを購入する必要はありません。

新しく4K機器を購入した場合には新しいケーブルが必要になることがあります。現在使っているケーブルが4KHDR対応かどうかを調べるためには、Apple TVやプレステなどの4Kソースを4K HDR出力するように設定して、テレビに映像が出てくるかどうか確認してみてください。

4K HDRは、720pや1080pのHD映像よりも多くのデータが必要となります。ハイスピードのHDMIケーブル(少なくとも18 Gbpsの帯域幅)があれば確実で、これは一般的に毎秒24、30、60フレームのフレームレートで表示される映画やテレビ番組に対応するうえでも十分な帯域幅となります。

ウルトラハイスピード」という名称がついたHDMIケーブルは48Gbpsの帯域幅に対応しているものを表し、現在のところは120fpsのフレームレートを出力するような特定のゲーム機でのみ必要となります。

ケーブルが長い(あるいは質が悪い)ほど、1080pでは問題なくとも高解像度になるとうまく動作しないことがあります。イメージ的には、細いパイプに大量の水を流し込むのに近いといえるかもしれません。1080pでは大丈夫でも、4Kに必要な2160pとなると(先の例だと水がパイプから溢れてしまって)確実に映像を表示できなくなります。

製品パッケージに「HDMI 2.0」や「HDMI 2.1」という言葉が書かれていることがあります。これは、ケーブルの種類ではなくHDMI搭載のテレビやモニターの機能や性能を示したものです。「HDMI 2.1」は「HDMI 2.0」よりも機能や性能が大幅に向上したもので、最大10Kの解像技術でより高いフレームレート、eARCのほかゲームに適した機能(自動低遅延モードやアダプティブフレームレート)などに対応しています。

最新のテレビであれば「HDMI 2.1」の一部の機能に対応しているものが多いですが、その一方でゲーミングに必要な高い帯域幅に対応したものはごくわずか。ハイスピードHDMIケーブルは「HDMI 2.1」の一部機能に対応していますが、ウルトラハイスピードHDMIケーブルは高解像度、高フレームレートに確実に対応します。

コスパ最強でおすすめのHDMIケーブル:「Monoprice 4K 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル

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Photo: Sarah Kobos

Monoprice 4K 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル」は、4K60Hz HDR対応の認証取得済みで、低コストながら完璧な動作をしてくれることを確認しています。公式サイトで購入すると永久保証で、問題が起きた際には交換が可能です。ケーブルの長さはおよそ90cm〜9mまで対応しているほか、細身のケーブルだと30cm〜2.5mのバージョンもあります。

「認定プレミアム(Certified Premium)」というラベルは、4K HDR動画での動作保証を示します。ちなみにHDMI Licensing Administratorの言葉では「4K60Hz、BT.2020、HDRなどの機能を搭載した4K/UltraHD製品用の新しいHDMIケーブルを購入する際に、安心して使用できるように作られたもの」と説明されています。ただ基本的には、メーカーが認定プログラムを受けたかどうかの違いによるものなので、認定があるからといって、認定マークのないものよりもうまく動作してくれるというわけではありません。

「Monoprice 4K 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル」は若干太く、簡単には曲がりません。状況によっては、細くてしなやかに動くケーブルの方が好ましいという場合もあるかもしれません。たとえば狭い場所であれば、価格は若干高くなりますが、細身の「Monoprice 4K スリム 認定プレミアムハイスピードHDMIケーブル」(30cm〜2.5m)を使うと扱いやすくなるはずです。

Monopriceからは10m以上あるような長いケーブルも出ています。個人的には12m、15mの「Monoprice’s DynamicView アクティブハイスピードHDMIケーブル」を使っていますが、4K HDR動画を再生してもうまく動作してくれることがわかっています。さらには90m以上あるHDMI光ケーブルもあって、同社いわく18Gbpsに対応できるとのこと。48Gbps対応のもっと長いケーブルも出ていて、値段もグッと上がります。

ゲーム、8KテレビにおすすめのHDMIケーブル:「Monoprice 8K ウルトラハイスピードHDMIケーブル

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Photo: Sarah Kobos

今回、WirecutterがさまざまなメーカーのウルトラハイスピードHDMIケーブルを試してみたところ、どれも期待通りうまく動作してくれることを確認。なかでも「Monoprice 8K ウルトラハイスピードHDMIケーブル」をおすすめとして選んだのは、公式サイトで購入すると永久保証送料無料だから。また、製造元のMonopriceは安くて高品質なHDMIケーブルを長年にわたって製造してきた信頼できるメーカーでもあります。

繰り返しにはなりますが、ウルトラハイスピードHDMIケーブルは8Kテレビや(広帯域が必要な)ゲーミングPC、ゲーム機向け。「ウルトラハイスピード」という名称がついたHDMIケーブルは、48Gbpsの帯域幅に対応しているものを表し、現在のところは120fpsのフレームレートを出力するような特定のゲーム機(PS5Xbox Series X)や4Kの120フレーム対応のPC用ビデオカードを使用する場合のみ必要となります。ちなみにPS5やXbox Series XにはウルトラハイスピードHDMIケーブルが同梱されています(Wirecutter調査でも、問題なく使用できることを確認)。そのほか「Cable Matters Premium Braided 48Gbps ウルトラHD 8K HDMIケーブル」や「Anker ウルトラハイスピードHDMIケーブル」もテストを行なったところ、どれも完璧に動作することがわかりました。

「Monoprice 8K ウルトラハイスピードHDMIケーブル」は90cm、1.8m、2.4mのいずれの長さでも4K 120Hzでうまく動作してくれて、どんな機器でも同期などの問題がが発生しなかったことを確認しています。

すでにHDMIケーブルが手元にある場合、ゲーム機やテレビを買い換える際にケーブルまで新品に揃える…という必要はありません。うまく動作するか判断するには、実際にテストする必要があります。テレビで4K 120Hzの信号を受信していることが確認できればOKです。

その他おすすめのHDMIケーブル

AmazonBasics ハイスピードHDMIケーブル」は、Monopriceの4Kケーブルよりもやや安くて、アマゾンプライムメンバーであれば送料無料。「認定プレミアム」のマークは取得していませんが、Wirecutter調査では完璧な動作を確認済み。新たに「認定プレミアム」バージョンも登場していて(こちらはWirecutterではまだテストをしていませんが)90cm〜4.5mの長さがあって、価格はMonoprice製品よりもやや高め。

Anker ウルトラハイスピードHDMIケーブル」は、ほかのウルトラハイスピードHDMIケーブルよりも柔軟性があるのが特徴。唯一、パッケージにHDMI認証ロゴがある製品で、Monopriceの8Kケーブルよりも若干価格が高いのはそのせいかもしれません(両者を比較すると、性能に大きな違いはなし)。Ankerのケーブルは保証期間が18カ月(※24カ月保証になる場合もあるので、購入サイトでご確認ください)と短めです。

Cable Matters Premium Braided 48Gbps ウルトラHD 8K HDMIケーブル」はMonopriceやAnkerのHDMIケーブルと同様に、納得のパフォーマンスを発揮。ただ、メーカーに問い合わせても「限定的な生涯保証」(Amazonでの購入では1年)という回答のみで、保証内容が明確でないのが気になるところ。また、ケーブルの色が黒ではなくシルバーで若干目立ちやすい感じがありました(ただ、これは好みの問題もありそうです)。

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