絶対にブロックされたくない。
やっとClubhouseのAndroid版がローンチしましたね。「待ってたよ〜」という人も、「今さら? 」という人もいそう。
ところで、Clubhouseにも、FacebookやTwitterのようにマナーが悪い人をブロックする機能があるのはご存知ですか。The Vergeによると、このブロック機能は結構えげつなく、両者の関係だけに止まらないんですよ。
Clubhouseのブロックのえげつなさ
では、あなたが誰かをブロックしたとしましょう。ブロックされた人は、あなたが作ったルームや、あなたがスピーカーとして発言しているルームに参加することも、見ることもできません。
あなたがオーディエンスからスピーカーになった場合、ブロックされた人はそのルームから出されてしまいます。
あなたがルームのモデレーターなら、誰かが発言中であってもリアルタイムでその人をブロックして追い出すことも可能です。
そう、まるで新世界の神にでもなったかのように、その人を徹底的にブロックできるのです(やられたら、かなり精神的にくる…)。
The Vergeは、医学専攻の20の黒人女性は、黒人コミュニティにおけるワクチン接種をテーマにしたルームに頻繁に出入りする、著名な反ワクチン主義者にブロックされてしまったため、その部屋への出入りができなくなってしまったケースや、『ワンダビジョン』鑑賞会のルームから締め出されたユーザーのケースを紹介しています。
こういったケースを見る限り、Clubhouseのブロック機能は結構タチが悪いように感じられます。意見が食い違う人がいるのは当然のことですし、部屋に入る権利はあると思うのですが…。
まぁ、ルームへの入室さえ許さないほど厳しくすることで、誰もがマナーを守り、気持ちよくコミュニケーションを取ってもらおうとしているのかもしれませんね。
ま、ブロック機能なんて滅多に使うことはないと思いますが、万が一した場合、された場合は厳しめの対応になるということは心に留めておいてよさそうです。
Source: The Verge