ジェット・スーツの海上訓練、今度は英国海兵隊と3人のパイロットで挑戦

  • author 岡本玄介
ジェット・スーツの海上訓練、今度は英国海兵隊と3人のパイロットで挑戦
Image: Gravity Industries/YouTube

飛び移って縄梯子を下ろす切り込み隊長です。

前回はオランダ海軍特殊部隊の海上訓練に参加し、小型ボートから仮想敵船に飛び移った、Gravity Industries(グラヴィティー・インダストリーズ)のジェット・スーツ。高速移動している船から船へ、見事に宙を舞ってミッションを成功させました。

英国海兵隊とも同様の訓練

スーツを開発したリチャード・ブロウニングさんは、元々イギリス海兵隊の予備兵だった繋がりなのか、また同じ訓練を、英国海兵隊ともうふたりのパイロットで挑戦しました。

Video: Gravity Industries/YouTube

前回は船と同じ進行方向を向いて宙に浮きましたが、今回は船の先端から後ろ向きに飛び立ちました。それに背中と両腕のジェットがちょっと刷新されたようで、目的地に降りた後は腰に装着できるよう改良されているのが見て取れます。そして最後は、全部で3人のジェット・スーツが集結しました。

またボートに帰還する訓練では、反転せず降り立って座るだけなので、戻る方が楽なのかなと思われます。この利点はおそらく、離着陸時に向かい風を受けるより、背中で追い風を受ける方が飛びやすいのかな? という気がします。

船上で離陸する練習

こちらの動画では、グラヴィティーのエンジニアにしてパイロットのサムさん、そしてアレックスさんが離着陸の練習をしている姿が見られます。

Video: Gravity Industries/YouTube

海兵隊との訓練の前には、時速50km近くの高速移動中でも練習も行われました。実際の体感速度はもっと速いでしょうし、ましてやその中で空中移動もするなんて…かなりの肝っ玉と運動能力が必要なのだろうと思います。しかも3人共スリムな体型なので、ひょっとしたら厳しい体重制限があるのかも?

肩にライフルを乗せることも可能

ちなみにですが、以前にはイギリスの発明家でユーチューバーのジェームズ・ブルトンさんが、ブロウニングさんからの依頼により頭の上下動で操作できる砲塔を作ったことがありました。

Video: James Bruton/YouTube

これはエアガンですが、トリガーは手元で操作します。

元々『アイアンマン』に触発された作ったこのスーツ。この姿は完全に「アイアン・パトリオット」ですよね。もし軍隊にジェット・スーツ部隊が作られ、全員が肩にマシンガンを装備したら、敵はたまったモンじゃありません。対抗できるのは、ドローンになって空飛ぶショットガンくらいしょうかね?

Source: YouTube (1, 2, 3) via INTERESTING ENGINEERING (1, 2)

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